為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年2月21日木曜日

円、93円台後半〔ロンドン外為〕(20日)

【ロンドン時事】20日のロンドン外国為替市場の円相場は、様子見姿勢が強い中、1ドル=93円台後半で弱含みに推移した。
午後4時現在は93円65~75銭と、前日午後4時(93円45~55銭)比20銭の円安・ドル高。
東京市場では、安倍晋三首相の外債購入ファンドに対する消極発言を背景に円が一時買い戻され、93円10銭台をつける場面も見られた。
ただ投資家は次期日銀総裁人事の行方を見極めたいと様子見姿勢を強めており、全般に方向性に乏しい展開。
当市場では再び円が軟化したものの値幅は45銭止まりで、午後に入り発表された1月の米住宅着工件数なども特段に材料視されなかった。
ある邦銀関係者は「日銀総裁人事が決着するまで目先の方向感は出せない」としつつ、「中長期的に見れば総裁人事に関わらず円安基調は続くだろう」と指摘していた。
東京市場で強含んだユーロは上値を削る展開。
午後4時現在の対ドル相場は1ユーロ=1.3365~3375ドル(前日午後4時は1.3350~3360ドル)。
対円では同125円20~30銭(124円90銭~125円00銭)。
一方、この日はポンドが急落した。
イングランド銀行(英中央銀行)が公表した金融政策委員会の議事録を受け、英中銀が追加緩和に踏み切るとの見方が広がったため。
同時刻現在は、1ポンド=1.5300~5310ドル(1.5440~5450ドル)。
スイス・フランは1ドル=0.9230~9240フラン(0.9235~9245フラン)。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ