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2013年3月15日金曜日

証券ディーラー「プロの視点」(3/15)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■ダウ平均10日続伸と活躍続く米国市場を追い風に買い優勢で推移した本日の株式相場ですが、全面高商状というよりも次期の業績変化や調査機関の評価是正など、企業の実態面が買い材料視される格好。
新興市場ではIPOを対象としたディーリングが見られるなど、物色傾向に偏りが見られています。

日経平均株価は続伸。
節目12400円、12日高値更新から前場では節目12500円攻防が見られたものの、円安推移を追い風に後場では12500円に乗せてきました。
さらに高値引けと買い優勢の引け味となっています。

前営業日の日経平均株価反発で「ローソク足は下ヒゲ陽線、押し目買い意欲の高まりを感じさせます」と指摘していましたが、良好な外部要因を追い風に上昇トレンド継続とみた上値志向の高まりが指数を押し上げました。

さて、好地合いが続いていますが、売買代金上位では金融関連に利益確定売りが出るなど、前述しているように全面高商状というよりは次期の業績変化や調査機関の評価是正など、企業の実態面が買い材料視されている格好です。

また、新興市場でも今週にはソフトマックス<3671>、オイシックス<3182>、オルトプラス<3672>、ウォーターダイレクト<2588>、鴻池運輸<9025>など連日で新規公開銘柄があり、需給妙味に着目したディーリング資金が向かうなど、物色に偏りがみられました。

そこで前営業日配信版では「機動的な売買が実る! 明日は四季報銘柄の活躍期待も」と題していたと思います。

「短期調整局面では打診買い、指数が日中で上値を伸ばす状況では板情報を活用したデイトレードなど、地合いに応じて投資戦略を切り替えていきましょう」と記していましたが、指数が日中で上値を伸ばした本日などは、売買代金上位で賑わいを見せた材料株やIPO銘柄などを対象に「板情報を活用したデイトレード」を手掛ける絶好の機会だったのではないでしょうか。

さらに「明日の四季報発売に絡んで活躍が期待される『四季報銘柄』を中心に、期末接近で次期業績予想を先回りする動きも強まってきそうです」とも締めていましたが、今週3月13日前引け後配信の電話会員情報で買い推奨していたワコム<6727>が本日目標株価を達成。
四季報新刊で予想増額が確認された銘柄も賑わいを見せています。

さて、来週には水曜日に「春分の日」の祝日休場があり、日程面では休場前まで近視眼的な投資対象が選好されやすい局面。
引き続き「短期調整局面では打診買い、指数が日中で上値を伸ばす状況では板情報を活用したデイトレード」のスタンスが有効となりそう。

ただ、祝日休場明け以降は期末接近で次期業績予想を先回りする動きも強まってくるかもしれません。
四季報新刊で確認された次期の業績変化や調査機関の評価是正なども買い材料視されてくるのではないでしょうか。

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■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は続伸。
雇用指標を好感した買いが入り、ダウ平均が10日続伸を記録するなど、連日で買い優勢の流れとなっています。

労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数は、前の週に比べ1万件減の33万2000件となり、市場予想の35万件への増加を下回る内容に。
雇用情勢改善を好感した買いが入りました。

ダウ構成銘柄では、値下がりが6銘柄に限られており、上昇率上位にHP、IBM、JPモルガン、シェブロン、ベライゾンなどが並んでいます。

ダウ平均株価は、前営業日比83.86ドル高の14,539.14ドル。
ナスダック総合指数は13.81ポイント高の3,258.93ポイントで取引を終えました。

為替相場では、欧州首脳会議への期待感でユーロが上昇。
東京時間帯早朝では、1ドル96円台前半、1ユーロ125円台後半のユーロ高水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場続伸、為替相場のユーロ上昇を好感した買いが先行。
日経平均株価は12437円の続伸スタートに。

寄り付き後は、日経平均株価が節目12400円に乗り直し、12日高値更新から節目12500円台攻防となったものの、為替相場で東京時間帯から円買いも見られており、伸び悩む場面もありました。

昼休みを挟んで為替相場が円安推移となるなど、外部要因進展を手掛かりに再び買い気が強まる格好。
日経平均株価は前場高値12500円台乗せから上値を伸ばす動きとなっています。

日経平均株価終値は、179.76円高の12,560.95円。
東証1部の売買代金は概算で2兆9486億円。
東証1部の売買高は概算で38億8634万株。
値上がり銘柄は1238(72%)に対し値下がりは380(22%)、変わらずは88(5%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■指数続伸でトヨタ<7203>、ホンダ<7267>の自動車、日立<6501>、パナソニック<6752>、キヤノン<7751>の電気機器など国際優良株が好調。
なかでも格上げの伝わったソニー<6758>が人気化、全市場の売買代金最上位となる活況高となっています。

一方、直近で買われていた三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>の金融関連、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>の不動産には利益確定売り。
マンション関連の大京<8840>、低位不動産のケネディクス<4321>も売られたものの、含み資産関連の東京都競馬<9672>のディーリング物色は続きました。

売買代金上位では、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>の海運大手3社が好調。
値動きの軽さから共栄タンカー<9130>が高騰するなど、ディーリング資金を集めています。

セクターでは、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>の海運大手3社が活躍した海運が業種別株価指数騰落の値上がり最上位にも入りました。

国際石油開発帝石<1605>、日鉄鉱業<1515>の鉱業、ブリヂストン<5108>、住友ゴム工業<5110>のゴム製品、JR東日本<9020>、JR西日本<9021>の陸運なども続いています。

また、ヤマダ電機<9831>、ニトリ<9843>の小売、活躍したソニー<6758>ら日立<6501>、パナソニック<6752>、キヤノン<7751>の電気機器、東レ<3402>、東洋紡<3101>の繊維製品なども買われました。

一方、利益確定売りの出ている新日鐵住金<5401>、三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>の銀行などの上げ幅は限られています。

個別では、増額のリゾートトラスト<4681>、決算銘柄の東京ドーム<9681>、格上げのセイコーエプソン<6724>、目標株価引き上げのコスモス薬品<3349>らが材料物色を集めました。

新興市場では、本日上場のウォーターダイレクト<2588>が買い気配スタート、IPOのオルトプラス<3672>が初値形成から人気化。
オイシックス<3182>も買い進まれるなど、直近IPOの活躍が目立っています。

分割発表のユーグレナ<2931>、中核の楽天<4755>、バイオ関連のカルナバイオサイエンス<4572>、カイオム・バイオサイエンス<4583>、オンコセラピー・サイエンス<4564>、そーせいグループ<4565>、軽量級のユビキタス<3858>、ケンコーコム<3325>なども物色されました。

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