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2013年3月4日月曜日

3日続伸=緩和期待支えに〔東京株式〕(4日)

【第1部】金融緩和強化への期待感を背景に不動産や鉄道、倉庫などの業種に買いが入り、相場を支えた。
日経平均株価は前営業日比45円91銭高の1万1652円29銭、東証株価指数(TOPIX)も同7.92ポイント高の992.25と、ともに3営業日続伸。
出来高は31億1886万株。
【第2部】4日続伸。
昭和飛が急騰し、ニホンフラッシュ、デジアーツも大幅高。
半面、アサヒインテックが緩み、コムチュアも軟調。
出来高3616万株。
【外国株】高安まちまち。
出来高3万6100株。
▽アジア株安で上値重く
前週末の米株が底堅さを示し、為替も円安に振れていたため、東京市場は買い優勢で始まり、日経平均は朝方に一時1万1700円台に乗せた。
しかし、その後為替がやや円高に傾くと上げ幅を縮小した。
「中国政府の住宅価格抑制策が嫌われてアジアの主要株価指数が下落したことも、重しとなった」(中堅証券)という。
市場関係者からは「株式先物の売買がシステム障害で一時中断したことが、投資家心理にマイナスに働いた」(大手証券)との声も聞かれた。
とはいえ、4日の日経平均はアジア株が大きく下げる中でもプラス圏で推移。
欧州ではイタリアの政治的混乱に対する警戒感がくすぶるなど、海外のリスク要因は消えていないが、「金融緩和など安倍政権の政策に対する期待は根強い」(同)といい、日本株の底堅さを印象付ける一日となった。

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