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2013年3月7日木曜日

欧州市場サマリー(6日)

1412GMT 5日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3030/1.3034 1.3050
ドル/円<JPY=> 93.47/93.51 93.28
ユーロ/円<EURJPY=> 121.82/121.86 121.73
<p />6日終値 前営業日終値
株 FT100 6427.64(‐4.31) 6431.95
クセトラDAX 7919.33(+49.02) 7870.31
<p />金 現物午後値決め 1574.00 1579.75
<p />先物
3カ月物ユーロ(3月限) 99.81 (+0.01) <FEIH3>
独連邦債2年物(3月限) 110.72 (+0.02) <FGBSH3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(3月限) 127.68 (+0.12) <FGBMH3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(3月限) 145.07 (+0.04) <FGBLH3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(3月限) 133.48 (‐0.28) <FGBXH3><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.039 (0.058) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.438 (0.452) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.458 (1.453) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.328 (2.320) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ユーロがドルに対して下落した。
7日の欧州中央銀行(ECB)理事会で、今後の利下げ姿勢が示されるとの見方が広がっている。

円に対してはほぼ横ばいとなっている。

ドルはユーロと円に対して上げ幅を拡大。
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)子会社などが6日発表した2月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は19万8000人増加し、雇用市場改善の兆しを示す新たな材料となった。

<株式> ロンドン株式市場小反落した。
取引時間中に約5年ぶりの高水準をつけたが、利益確定売りに押された。
ただ、英ボーダフォン・グループ<VOD.L>の急騰で下げは限られた。

ボーダフォンは6.8%高、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>が、ボーダフォンとの合弁による携帯電話事業ベライゾン・ワイヤレスに関連し、合弁解消からボーダフォンとの経営統合まで複数の選択肢をこれまでに検討したとするブルームバーグ報道が追い風となった。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は4.31ポイント(0.07%)安の6427.64。
取引時間中は一時、2008年1月以来の水準となる6460.96まで上昇した。

だが、前日上昇を主導した鉱山株や銀行株が相場を押し下げた。

配当落ち銘柄が相場の重しとなった。
英豪系資源大手BHPビリトン<BLT.L>、建材販売のCRH<CRH.L>、英豪系資源大手リオ・ティント<RIO.L>、医薬品のシャイア<SHP.L>、英旅行会社TUIトラベル<TT.L>は指数を7.6ポイント押し下げた。

欧州株式市場は反落。
前日の大幅高を受けてこの日は利食い売りが優勢となった。
銅価格の下落を嫌気し鉱山株が値を下げ、相場を圧迫した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は3.07ポイント(0.26%)安の1185.95。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は3.13ポイント(0.12%)安の2679.89。

鉱山株を含むSTOXX欧州600資源株指数<.SXPP>は1.4%安となった。

機関投資家からは、目先の小幅な下落リスクを踏まえ、株を買い増すよりは現在の水準で利益を確定することで、慎重に取引することを選ぶとの声が聞かれた。

またバークレイ・フューチャーズのアソシエートディレクター、リチャード・グリフィス氏は、8日発表の米雇用統計が市場予想を下回るとの見方から、発表を前に株を売る向きもいたと指摘した。
株式市場は雇用統計が力強い内容になるとすでに織り込んでおり、予想を下回れば株価を下押しする可能性があるという。

欧州市場の中でもスペイン、イタリアがアンダーパフォームした。
スペインの主要株価指数IBEX <.IBEX>は0.8%安、イタリアのFTSE・MIB指数<.FTMIB>は0.5%安で終了した。

<ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが低下。
総選挙後の売りを受けて値ごろ感が出たことから、前日に続き買い戻しの動きが優勢となった。

ただ、イタリア政局をめぐる不透明感はなおリスクとみられており、アナリストは独連邦債入札に旺盛な需要が集まったことについて、ユーロ圏をめぐる根強い懸念を裏づけていると指摘した。

イタリア10年債利回りは7.6ベーシスポイント(bp)低下の4.67%。

欧州中央銀行(ECB)が昨年発表した債券買い入れ計画を安心材料に、周辺国債が買われた。

クレディ・アグリコルのグロ-バル債券戦略責任者デービッド・キーブル氏は、7日に実施されるスペイン国債入札について、良好な需要が集まるとの見方を示した。

ドイツはこの日実施した5年債入札で31億4000万ユーロを調達。
最近の利回り低下にもかかわらず堅調な需要が見られた。
落札利回りは2月に行われた前回入札の0.68%から0.45%に低下したが、応札倍率は1.9倍で変わらずだった。

独連邦債先物は9ティック高の145.12。

7日に開かれるECB理事会について、市場関係者の間では緩和的な政策見通しが示唆されるとの観測が高まっている。

あるトレーダーは「ECBは金利について真剣な議論をしたことを明らかにする見通しだ。
新たなスタッフ予測で利下げへの道が開かれる可能性もある」と語った。

[東京 7日 ロイター]

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