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2013年3月7日木曜日

円、93円台半ば〔ロンドン外為〕(6日)

【ロンドン時事】6日のロンドン外国為替市場の円相場は、良好な米国の経済指標をながめ円売り・ドル買いが優勢、1ドル=93円台半ばで弱含みに推移した。
午後4時現在は93円50~60銭と、前日午後4時(93円30~40銭)比20銭の円安・ドル高。
米民間雇用サービス会社ADPが発表した2月の全米雇用報告は、非農業者部門の民間就業者数が前月比19万8000人増と市場予想を大幅に上回った。
この日の市場は、欧州中央銀行(ECB)定例理事会を7日、2月の米雇用統計発表を8日に控えて様子見姿勢も強いが、「相次ぐ良好な米経済指標」(市場筋)をにらみ円売り・ドル買いが次第に優勢に。
また1月の米製造業受注も市場予想と比べると良好な結果となり、ドル買いが一段と進む展開となった。
足元では円安傾向が一服しているが、なお「中期的には円安トレンド」(邦銀筋)との見方が強い。
ある市場関係者は、「米雇用統計の結果次第では(2009年8月以来となる)95円台を試す展開も想定される」と指摘していた。
ユーロは午後に入り対ドルでじり安。
ただ一時台頭していたECBの利下げ観測は後退した。
ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.2995~3005ドル(前日午後4時は1.3020~3030ドル)。
対円では同121円50~60銭(121円55~65銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5050~5060ドル(1.5115~5125ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9460~9470フラン(0.9415~9425フラン)。

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