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2013年3月19日火曜日

NY株、続落〔米株式〕(18日午前)

【ニューヨーク時事】週明け18日午前のニューヨーク米株式市場は、キプロスの預金削減措置を受けて欧州不安が再燃したことから、続落している。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時10分現在、前週末終値比56.45ドル安の1万4457.66ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が21.85ポイント安の3227.22。
欧州連合(EU)ユーロ圏諸国は前週末に行った財務相会合で、キプロスに対し最大100億ユーロの金融支援で合意。
ただ、キプロスは支援と引き換えに銀行預金削減を求められた。
これを受けて同様の措置が他国に波及することへの警戒感が強まったことから、アジア・欧州株価がほぼ全面安。
米株価もつられて売られている。
また、最近の急伸を受けた利益確定売りなども目立ち、ダウ平均は一時前週末終値比109ドル余り下落した。
この日発表された3月の米住宅建設業者信頼感指数は44と前月から低下し、市場予想(ロイター通信調べ)の47を下回ったものの、市場の反応は限定的だった。
19日から2日間からの日程で開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて市場の模様眺めムードも強い。
個別株では、欧州不安を背景にバンク・オブ・アメリカ(1.43%高)、JPモルガン・チェース(1.30%安)やシティグループ(2.42%安)など金融株は下落している。
原油安を受けてエクソンモービル(0.41%安)やシェブロン(0.34%安)は軟調。
一方で、ヒューレット・パッカード(2.91%高)やマイクロソフト(0.50%高)は堅調。

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