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2013年3月20日水曜日

NY株、反発〔米株式〕(19日午前)

【ニューヨーク時事】19日午前の米株式市場は、キプロスの預金削減措置への警戒感が小緩み、押し目買いに反発している。
午前10時半現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比24.02ドル高の1万4476.08ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が2.37ポイント高の3239.96。
米住宅市場の先行きを示す着工許可件数が2月、2008年6月以来4年8カ月ぶりの高水準を記録。
これを手掛かりとした景気回復期待に、高く寄り付いた。
ただ、前日の売りを誘ったキプロス問題をにらみ、市場では引き続き警戒感が強い。
欧州連合(EU)ユーロ圏諸国の財務相は前日夜の緊急会議で、支援条件として求めた預金削減措置の一部見直しを決めたが、この後にキプロス議会での法案採決を控えて様子見ムードが広がっている。
また、米国でこの日から始まる連邦公開市場委員会(FOMC)の行方も注目材料。
個別銘柄を見ると、住宅市場の回復基調を好感し、レナーなど建設大手が堅調。
前日売りを浴びた金融株の一角にも買い戻しが入り、バンク・オブ・アメリカは2%近く上伸している。

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