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直近の決算発表予定

2013年4月9日火曜日

さくら投資顧問(4/9)

●相場概況 - 週末終値(前週末比)
 日経平均     12833.64(+435.73)
 NYダウ     14565.25(-13.29)
 米ドル/円    97.60(+3.43)
 ユーロ/円    126.89(+6.15)
 ユーロ/米ドル  1.3001(+0.0183)
 米国債(10年) 1.706%(-0.144)
 米国債(30年) 2.870%(-0.234)
 WTI原油先物  92.70(-4.53)
 NY金      1575.90(-19.80)
今週の注目指標
●4/8(月)
2月鉱工業生産 [前月比](独)19:00
前回 → 0.0%
●4/9(火)
2月鉱工業生産 [前月比](英)17:30
前回 → -1.2%
●4/10(水)
FOMC議事録(3月)(米)27:00
●4/11(木)
3月新規雇用者数(豪)9:30
前回 → +7.15万人
3月失業率(豪)9:30
前回 → 5.4%
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 38.5万件
●4/12(金)
2月鉱工業生産・季調済 [前月比](ユーロ)18:00
前回 → -0.4%
3月生産者物価指数 [前月比](米)21:30
前回 → +0.7%
3月生産者物価指数 [コア:前月比](米)21:30
前回 → +0.2%
3月生産者物価指数 [前年比](米)21:30
前回 → +1.7%
3月生産者物価指数 [コア:前年比](米)21:30
前回 → +1.7%
3月小売売上高 [前月比](米)21:30
前回 → +1.1%
3月小売売上高 [前月比:除自動車](米)21:30
前回 → +1.0%
4月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)22:55
前回 → 78.6
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)

先週のメルマガにて"動きそうな予感"と題しましたが、
早速動きましたね。
黒田フィーバーには後で触れるとして、
先週の動きを時系列で振り返りたいと思います。
●4/1(月)
3月ISM製造業景況指数(米)23:00
前回 → 54.2
結果 → 51.3
休場が多い週明けでしたので、注目されたのは米国時間からでした。
3月ISM製造業景況指数は予想より悪い結果になり
円高の流れを食い止めることはできず、
USD/JPYは93円割れ、EUR/JPYも120円を下回りました。
●4/2(火)
RBAキャッシュターゲット(豪)12:30
前回 → 3.00%
結果 → 3.00%
円高の流れの中、この日の注目はRBAキャッシュターゲットでした。
結果は予想どおりの据え置きでしたが、その後の声明文は
「必要によっては利下げの可能性はある」と、
利下げの余地を残した内容となりました。
これを受けて豪ドル売りで反応はしましたが、小幅な動きに止まりました。
●4/3(水)
2月貿易収支(豪)9:30
前回 → -10.57億AUD (修正 -12.15億AUD)
結果 → -1.78億AUD
3月ADP全国雇用者数(米)21:15
前回 → +19.8万人 (修正 +23.7万人)
結果 → +15.8万人
3月ISM非製造業景況指数(米)23:00
前回 → 56.0
結果 → 54.4
昨日の豪ドルはやや売りに動きましたが、この日の
2月貿易収支(豪)が予想よりも良かったので持ち直しました。
しかし翌日の日銀政策会合が意識され小幅な動きに止まりました。
また、3月ADP全国雇用者数と3月ISM非製造業景況指数は
予想よりも悪い結果となったものの、対円相場に関しては、
やはり日銀会合を控えて波風が立たない静かな動きでした。
●4/4(木)
日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
結果 → 0.00-0.10%
2月小売売上高 [前月比](豪)9:30
前回 → +0.9%
結果 → +1.3%
3月PMIサービス業(英)17:30
前回 → 51.8
結果 → 52.4
BOE政策金利発表(英)20:00
前回 → 0.50%
結果 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)20:45
前回 → 0.75%
結果 → 0.75%
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 35.7万件
結果 → 38.5万件
USD/JPYは93円を下回る辺りで推移していましたが、
日銀会合の結果を受けた午後2時台より、相場は大幅な円安に動きました。
"サプライズが出なければ危ない"と想定されていた今回の日銀会合でしたが、
黒田総裁曰く「質でも量でも違う異次元の金融緩和」という
かなり思い切った追加の金融緩和となりました。
黒田総裁はかなり本気でしたね。
こう見ると、民主党・白川体制が如何に酷かったかが証明されます。
日銀政策会合の主な内容は以下のとおりです。
・毎月の長期国債購入
・長期国債購入(40年債含む)
・新たな金融緩和の枠組みとして「量的・質的金融緩和」を導入
・「無担保コールレート翌日物」から、資金供給量にあたる「マネタリーベース」に変更
・今後日銀が供給するお金の量・マネタリーベースを、2年間で2倍にする
・2%の物価上昇率目標を2年程度の期間を念頭に置いて、できるだけ早期に実現する
・「資産買い入れ基金」の廃止
・「銀行券ルール」を一時的に停止
しかし、この日は英国とユーロの金利政策が控えており、
一度大きく動いた後は両金利政策の発表まで様子見ムードでした。
この後は、週レポフォロー(会員限定)でも書いたように
ユーロの結果・内容が鍵を握ることになったわけですが、
今回は日銀への対抗姿勢は取らず日銀に華を持たせた形となったので、
更に円安を加速させました。
●4/5(金)
3月非農業部門雇用者数(米)21:30
前回 → +23.6万人 (修正 +26.8万人)
結果 → +8.8万人
3月失業率(米)21:30
前回 → 7.7%
結果 → 7.6%
2月貿易収支(米)21:30
前回 → -444億USD (修正 -445億USD)
結果 → -430億USD
そして米雇用統計を迎えたわけですが、
3月非農業部門雇用者数は大幅減、3月失業率は0.1%改善されました。
3月非農業部門雇用者数が悪かったのでドル売りの展開になるかと思えば、
対円以外のドル相場ではドル売りに反応したものの、
対円相場に関しては円安に振れました。
これは米国が攻めながらも円安の威力がそれを上回ったのか?
それとも対円だけには配慮したのか?は多少判断し難いのですが、
私はどちらかと言うと前者の方ではないかと思います。
米国としては多少あてが外れたのかもしれません。
さて、所謂「黒田バズーカ」が炸裂したわけですが、
こうなると今後は、またユーロや場合によっては
ドルの反撃がキツそうですが、その点には十分な注意が必要です。
※「黒田バズーカ」に伴い、植木が仕掛けたポジション
【EUR/JPY】
「120.00円ロング」→ 最大約900pips
「123.00円ロング」→ 最大約600pips
【ZAR/JPY】
「10.14〜10.18円ロング」→ 最大約80pips
今後気をつけるべきは、当面は対ユーロでしょう。
ユーロ爆弾を再びいつ投下してくるか?
その時期が非常に気になります。
米国に関しては、今回の日銀の行動が裏切りか?
それとも承知の上なのか?まだ言い切れない部分がありますので、
やはり当面は、ユーロの動きに気をつけましょう。
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先週の注目指標(結果)
●4/2(火)
RBAキャッシュターゲット(豪)12:30
前回 → 3.00%
結果 → 3.00%
3月PMI製造業(英)17:30
前回 → 47.9
結果 → 48.3
2月失業率(ユーロ)18:00
前回 → 11.9% (修正 12.0%)
結果 → 12.0%
3月消費者物価指数・速報 [前月比](独)21:00
前回 → +0.6%
結果 → +0.5%
3月消費者物価指数・速報 [前年比](独)21:00
前回 → +1.5%
結果 → +1.4%
●4/3(水)
2月貿易収支(豪)9:30
前回 → -10.57億AUD (修正 -12.15億AUD)
結果 → -1.78億AUD
3月PMI建設業(英)17:30
前回 → 46.8
結果 → 47.2
3月消費者物価指数・速報 [前年比](ユーロ)18:00
前回 → +1.8%
結果 → +1.7%
3月ADP全国雇用者数(米)21:15
前回 → +19.8万人 (修正 +23.7万人)
結果 → +15.8万人
3月ISM非製造業景況指数(米)23:00
前回 → 56.0
結果 → 54.4
●4/4(木)
日銀金融政策決定会合
前回 → 0.00-0.10%
結果 → 0.00-0.10%
2月小売売上高 [前月比](豪)9:30
前回 → +0.9%
結果 → +1.3%
3月PMIサービス業(英)17:30
前回 → 51.8
結果 → 52.4
BOE政策金利発表(英)20:00
前回 → 0.50%
結果 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)20:45
前回 → 0.75%
結果 → 0.75%
新規失業保険申請件数(米)21:30
前回 → 35.7万件
結果 → 38.5万件
●4/5(金)
2月小売売上高 [前月比](ユーロ)18:00
前回 → +1.2% (修正 +0.9%)
結果 → -0.3%
2月小売売上高 [前年比](ユーロ)18:00
前回 → -1.3% (修正 -1.9%)
結果 → -1.4%
3月非農業部門雇用者数(米)21:30
前回 → +23.6万人 (修正 +26.8万人)
結果 → +8.8万人
3月失業率(米)21:30
前回 → 7.7%
結果 → 7.6%
3月雇用ネット変化(加)21:30
前回 → +5.07万人
結果 → -5.45万人
3月失業率(加)21:30
前回 → 7.0%
結果 → 7.2%
2月貿易収支(米)21:30
前回 → -444億USD (修正 -445億USD)
結果 → -430億USD

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