為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年4月19日金曜日

NY株、続落〔米株式〕(18日午前)

【ニューヨーク時事】18日午前のニューヨーク株式相場は、さえない米経済指標が重しとなり、続落している。
午前10時25時現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比64.82ドル安の1万4553.77ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同25.20ポイント安の3179.47。
寄り付きは小動き。
米労働省が朝方発表した週間新規失業保険申請件数(13日までの1週間)は、前週比4000件増の35万2000件と、市場予測(35万件=ロイター通信調べ)とほぼ一致。
「労働トレンドは全般的に改善を示している」(米エコノミスト)と見方から相場への影響は限られた。
ただ、この後相次いで発表された経済指標はともに市場予想を下回り、米景気回復への懸念をくすぶらせた。
3月の米コンファレンス・ボード景気先行指数は、0.1%低下の94.7と、小幅プラス予想を下回った。
4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は前月の2.0から1.3に低下。
これをきっかけに、ダウは一時90.35ドル安まで下落した。
ただ、米主要企業の決算発表が本格化する中、ベライゾン・コミュニケーションズ、ペプシコなど一部企業の好業績が相場を下支えしているもよう。
個別銘柄では、10.7%減益の決算が響いたユナイテッド・ヘルス・グループ(3.68%安)のほか、バンク・オブ・アメリカ(3.50%安)がダウの下げを先導している。
半面、ベライゾン・コミュニケーションズは3.11%高、ペプシコは5.06%高と好調。
大幅増益決算にもかかわらず、モルガン・スタンレーは3.82%安。
このほか、引け後に決算を控えたグーグル(0.97%安)、マイクロソフト(0.95%安)、IBM(0.49%安)はいずれも小幅安で推移している。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ