為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年5月18日土曜日

欧州株式市場サマリー(17日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6723.06(+35.26)
前営業日終値 6687.80(‐5.75)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 8398.00(+28.13)
前営業日終値 8369.87(+7.45)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4001.27(+22.20)
前営業日終値 3979.07(‐3.16)
<ロンドン株式市場> 反発。
指数は5年半ぶり高値圏で取引された。
銀行株が堅調となった。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は35.26ポイント(0.53%)高の6723.06。
2008年10月につけた終値ベースでの高値までわずか0.1%に迫った。
週間では4週連続で値上がりした。

オプションの期日を迎えるなか、全般的に値が振れやすい展開となった。

銀行株が上昇し指数全体を押し上げた。
UBSが判断を強めたことに加え、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>やロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>の値上がりが寄与した。

ロイズは3.2%高の62.84ペンス。
英政府が205億ポンド(310億ドル)の救済を行った際の株価損益分岐点とされる61.2ペンスを上回ったことが好感された。
RBSは5.7%上昇した。

こうしたなか、ゴールドマンは食品・飲料をアンダーウエートに、個人・家計をニュートラルに引き下げ、関連株がさえない動きとなった。

<欧州株式市場> 上昇し、主要株価指数は5年ぶり高値で引けた。
4月の好調な欧州自動車販売を受けて自動車株が買われたほか、予想を上回る米経済指標を好感し午後に入り上げ幅を拡大した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は2.73ポイント(0.22%)高の1248.18。
景気敏感株がけん引役となり、5年ぶり高値で終えた。
週足では1.3%高。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は11.29ポイント(0.40%)高の2817.99。

4月の欧州自動車販売は前年比1.8%増の108万台と、およそ1年半ぶりに増加に転じた。
自動車株<.SXAP>は2.9%高。
仏大手タイヤメーカーのミシュラン <MICP.PA>も4月販売が増加したことを明らかにした。

自動車株が他の景気敏感株も押し上げ、銀行株<.SX7P>、小売り株<.SXRP>はそれぞれ1.5%、0.9%上昇した。

半面、ディフェンシブ銘柄のヘルスケア<.SXDP>は0.5%、食品・飲料<.SX3P>は0.6%それぞれ下落した。

仏カルミニャック社の投資委員、ディディエ・サン・ジョルジュ氏は「単に流動性相場というわけではない。
米経済の回復は本物だ」と指摘、「引き続き株式市場に対する強気姿勢を維持している。
この株高が不合理だとは思わない」と述べた。

[東京 18日 ロイター]

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ