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2012年9月27日木曜日

円、77円台後半〔NY外為〕(26日)


【ニューヨーク時事】26日のニューヨーク外国為替市場は、欧州の先行き不安の深刻化を受けて円が安全資産としてユーロに対して買われ、対ドルでも強含んだ。
午後5時現在は1ドル=77円69~79銭と、前日同時刻(77円75~85銭)比06銭の円高・ドル安。


米国内は目新しい材料に欠ける中、市場の注目は欧州の債務問題の行方に集まった。
ドイツとオランダ、フィンランドの財務相は前日、経営不振の銀行を対象にした直接資本注入に関して、適用対象を限定すべきとの共同声明を発表した。
また、スペイン中央銀行はこの日公表した月報で、第3四半期の国内総生産(GDP)伸び率が4四半期連続でマイナスになるとの見通しを示した。
加えてスペインが支援を要請するかどうかなど不安要素が山積する中、同国の10年物国債利回りは6%台に上昇。
これらを受けて欧州の債務問題をめぐる先行き不安が高まり、ユーロが対主要通貨で下落した。


円・ドル相場では円高・ユーロ安の動きにつれて円は対ドルでも強含んだ。
一部報道で日銀の佐藤健裕審議委員が追加金融緩和に前向きな姿勢を示したと報じられたことから警戒感が高まり、一時77円91銭まで売り込まれる場面もあった。
しかし影響は一時的にとどまり、その後は円がじりじりと買われた。


ユーロは対ドルで一時1ユーロ=1.2835ドル、対円では同99円79銭と、いずれも約2週間ぶりの安値まで下落した。
午後5時現在は対ドルで1.2866~2876ドル(前日午後5時は1.2891~2901ドル)、対円では99円99銭~100円09銭(同100円30~40銭)で推移している。


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