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2012年10月15日月曜日

下値を売りたたく雰囲気にはならず〔東京株式〕(15日前場、続き)☆差替


前週末の欧米株式市場がさえない展開となったため、日経平均株価も続落歩調で始まった。

いったん小反発したが、指数影響度の大きいソフトバンクが売り直されるとともに日経平均も再び下値を模索。

取引時間中としては7月26日以来約2カ月半ぶりに、8500円を割り込んだ。

円相場が対ユーロで強含んだことも投資家心理を冷え込ませ、一時50円近く値下がりした。

ただ、下値を売りたたく雰囲気にはならず、売り注文が一巡した後は小戻した。

連日の下落で、テクニカル面では「自律反発が期待できる」(大手証券)状況。

投資尺度の一つである株価純資産倍率(PBR)がボトム圏に達していることも、下値抵抗感につながっている。

日経平均はじりじりと値を戻し、再びプラス圏に浮上。

底堅さを印象付ける値動きだった。



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