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2012年10月2日火曜日

欧州市場サマリー(1日)


1301GMT 9月28日終盤

ユーロ/ドル<EUR=> 1.2923 1.2858

ドル/円<JPY=> 77.920 77.900

ユーロ/円<EURJPY=> 100.69 100.21

<p />1日終値 前営業日終値

株 FT100 5820.45(+ 78.38) 5742.07

クセトラDAX 7326.73(+110.58) 7216.15

金 現物午後値決め 1787.00 1776.00

(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

先物

3カ月物ユーロ(12月限) 99.80 (‐0.02) <FEIZ2>

独連邦債2年物(12月限) 110.68 (‐0.04) <FGBSZ2><0#FGBS:>

独連邦債5年物(12月限) 125.59 (‐0.10) <FGBMZ2><0#FGBM:>

独連邦債10年物(12月限) 141.59 (‐0.18) <FGBLZ2><0#FGBL:>

独連邦債30年物(12月限) 132.56 (‐0.62) <FGBXZ2><0#FGBX:>

<p />現物利回り

独連邦債2年物 0.047 (0.033) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>

独連邦債5年物 0.534 (0.529) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>

独連邦債10年物 1.450 (1.460) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>

独連邦債30年物 2.270 (2.275) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>

<為替> ユーロが対ドルで3週間ぶり安値から反発。
円に対しても上昇した。
イタリアやスペインの9月製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想ほど悪くなかったことなどからユーロが買われた。


ただ、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、スペインの信用格付けを引き下げる可能性への懸念から上値は重い。

<株式> ロンドン株式市場は3週間ぶり安値水準から反発した。
米製造業景気指数が堅調だったことや、スイス・英系鉱山大手エクストラータ<XTA.L>が商品取引大手グレンコア・インターナショナル<GLEN.L>による修正買収案への支持を表明し、企業買収活動が活発化するとの見通しが高まったことが追い風となった。


米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業部門景気指数が、5月以来初めて景気判断の分かれ目となる50を上回り、午後の取引で相場上昇に弾みがついた。

BGCパートナーズの市場コメンテーター、マイク・イングラム氏は「実体経済はそれほど悪くない」と指摘。
「先週はひどかったため、反動が起こっているのだろう」と述べた。

エクストラータは2.2%高。
堅調な米指標を好感して、鉱山株<.FTNMX1770>は2.4%上昇、相場を押し上げた。

ただ、相場への警戒感も表れており、取引高は90日平均の85%にとどまった。

欧州株式市場は上昇。
金融株中心に買われた。
前週末に明らかとなったスペインの銀行ストレステスト(健全性審査)の結果が市場に一定の安心感をもたらした。
底堅い米指標も支援材料となった。


FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は15.49ポイント(1.42%)高の1104.71。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は44.55ポイント(1.82%)高の2498.81。

9月の米供給管理協会(ISM)製造業景気指数は51.5に改善し、今年5月以来初めて50を上回った。

スイス銀ゴネのアセットアロケーション部長、シリル・ウルファー氏は「スペインはおそらく欧州連合(EU)からの支援が引き続き必要とみられるが、一部ストレステストの結果を踏まえ、スペインの銀行システムに対する信頼が高まった」と述べた。


その一方で同氏は、ユーロ圏のソブリン債危機は依然未解決であることから、当面は欧州株へのエクスポージャーを増やすことはないと話した。

個別銘柄では仏銀クレディ・アグリコル<CAGR.PA>が7.4%急騰。
傘下のギリシャ銀行エンポリキをギリシャのアルファ・バンク<ACBr.AT>に売却する方向で独占交渉していることを確認した。
アルファが提示している条件によると、アグリコルによる23億ユーロ(29億6000万ドル)に上るエンポリキの資本再編規模は28億5000万ユーロへと5億5000万ユーロ拡大される。
またアグリコルはアルファが発行する1億5000万ユーロの転換社債を引き受ける。


<ユーロ圏債券> スペイン政府による銀行支援と公的財政建て直しに向けた取り組みを好感し、同国の国債利回りが低下した。
ただスペイン政府が支援要請に踏み切らないなか、様子見気分も広がっている。


スペインは28日、主要14行を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果、景気が大幅に悪化した場合の資本不足は総額593億ユーロ(760億ドル)ことを明らかにした。

結果は市場予想とおおむね一致。
RIAキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏は、「銀行監査による大きなサプライズがなかったことで、安堵が広がった。
来年の予算案と監査結果について、市場は慎重ながらも歓迎している」と述べた。


ただ同氏は「スペイン当局がいつ支援の要請に踏み切るのか、これが最大の焦点となっている」としている。

スペイン10年債利回りは5.90%と、0.08%ポイント低下。
2年債利回りは3.41%と、0.07%ポイント低下した。

リスク資産の上昇に伴い、安全資産とされる独連邦が売られ、先物は0.36ポイント安の141.41となった。
現物市場では10年債利回りが1.46%と、0.032%ポイント上昇した。


市場関係者は、この日のスペイン国債利回り低下の背景には積極的な買いはほとんど見られなかったと指摘。
政府がいつ支援要請に踏み切るのか不透明感が漂うなか、スペイン国債利回りがさらに低下する見通しは限られているとの見方を示している。


BNPパリバのストラテジスト、パトリック・ジャックス氏は、「スペイン国債利回りがこの先、短期的に大きく低下するとは見ていない。
政府が支援要請の決定を下すまで、上昇も低下もしないと予想している」と述べた。


格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがスペインの格付けを引き下げる可能性があることも、様子見気分が強まる要因となっている。

ムーディーズによるスペインの格付けは現在、投資不適格(ジャンク)級を1段階上回る水準。
格付け見通しは「ネガティブ」となっている。
スペインの格付けがジャンク級に引き下げられた場合、大量の売りが触発されると見られている。


[東京 2日 ロイター]

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常勝株ジャーナル
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