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2012年10月29日月曜日

反発=追加緩和に期待感〔東京株式〕(29日前場)

【第1部】日銀による追加金融緩和への期待感から買いがやや優勢となり、日経平均株価は前営業日比21円81銭高の8954円87銭、東証株価指数(TOPIX)は同1.92ポイント高の743.15と、ともに反発して午前の取引を終えた。出来高は6億7478万株。
【第2部】反落。ニフティが急落。正栄食、アヲハタも安い。半面、Eギャランティ、マーベラスが買われた。出来高846万株。
【外国株】さえない。出来高1万2400株。
▽見送りムード強い
朝方は強含みで取引が始まった。しかし、為替が前週末に比べてやや円高となっていたため、電機など輸出株の一角が売られ、日経平均株価の値上がりは小幅にとどまった。売り買いともに注文は少なく、見送りムードが強かった。
買い要因は、日銀による追加金融緩和への期待感。銀行や不動産といった金利低下メリットが大きい業種が値上がりしたほか、株価指数先物にも買いが入った。前週公表された米国の7~9月期国内総生産(GDP)が市場の事前予想を上回ったこともプラス材料になった。
ただ、「追加金融緩和は織り込まれてしまった」(中堅証券)との指摘も聞かれる。相場全体の底上げには、円相場の一段安など外部環境の劇的な好転が必要とみられる。(了)

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