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2012年10月29日月曜日

円、79円台後半〔ロンドン外為〕(29日正午)

【ロンドン時事】週明け29日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の金融政策決定会合を明日に控えて様子見姿勢が強く、1ドル=79円台後半での小動きとなった。
正午現在は79円60~70銭と、前週末午後4時(79円50~60銭)比10銭の円安・ドル高。

市場は既に日銀の追加金融緩和をほぼ織り込み済みで、緩和が決定されても値動きは限定的との見方が強い。
ただ市場では「円安トレンドに変化はない」(邦銀筋)とされ、「国債買入基金増額から一段と踏み込む決定があれば一段の円安に振れる」(同)との指摘も出ていた。

一方でユーロは軟調。
欧州債務問題をめぐる特段のユーロ売り材料は出ていないものの、一部で欧州中央銀行(ECB)が年内に一段の金融緩和に踏み込むとの観測が浮上し、「ユーロの上値が重くなり始めている」(市場筋)という。

ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.2890~2900ドル(前週末午後4時は1.2925~2935ドル)。
対円では同102円65~75銭(102円85~95銭)。

他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6050~6060ドル(1.6095~6105ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9370~9380フラン(0.9345~9355フラン)。

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