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2012年10月29日月曜日

ドル反落、79円台後半=調整局面で上値重い〔東京外為〕(29日午前9時)


週明け29日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前週末の海外市場でポジション調整の売りが進んだ流れを受け、1ドル=79円台後半に反落している。

午前9時現在、79円63~66銭と前週末(午後5時、79円95~97銭)比32銭のドル安・円高。

前週末の欧米市場では、東京市場で始まったドル売りが継続し、米国時間には79円台半ば前後までの下落を余儀なくされた。

7~9月期の米実質GDPは前期比2.0%増と予想よりやや強い内容だったが、材料としては無視された。

むしろ、米長期金利の低下を背景に「利食い売りなどにドル円は押された」(FX業者)という。

週明け東京市場の早朝は79円65~70銭前後で取引されている。

ドル円は先週後半の上昇がややスピードが速かったこともあり、「水準調整になったのはむしろ当然の流れだった」(大手邦銀)と受け止められている。

79円台半ばまで下げたことで「いったん調整売りは終息したのではないか」(別の大手邦銀)とみられている。

明日の日銀決定会合が注目されているが、「既に追加緩和は織り込まれており、改めてドルを買う材料には乏しく、目先は上値が重い」(先の大手邦銀)との見方が出ていた。

ユーロも対円、対ドルで反落。

ユーロは先週、ドル円の上昇を眺めて対円でも買いが強まっていたが、その調整的な売り戻しで対円を中心に反落している。

午前9時現在、1ユーロ=102円92~96銭(前週末午後5時、103円35~38銭)、対ドルで1.2920~2923ドル(同1.2927~2932ドル)。



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