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2012年10月3日水曜日

東京マーケット・サマリー(3日)


レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 78.18/20 1.2910/14 100.96/98

NY午後5時 78.17/19 1.2914/19 100.97/00

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点からほぼ変わらずの78円前半。
午後は各通貨ペアとも小動きに終始した。
弱い8月豪貿易収支で急落した豪ドル/円には個人投資家の買いも入ったが、明日の8月豪小売売上高発表を前に浮揚力は弱く、80円を回復できなかった。


<株式市場>

日経平均 8746.87 円(39.18円安)

8729.56円─8806.75円

東証出来高 13億9811万株

東証売買代金 9222億円

東京株式市場で日経平均は4日続落。
主要イベントの合間にあたるなか、中国の景気減速懸念や為替動向を背景に、国内企業業績への根強い警戒感が重しとなった。
小安く始まった日経平均は、トヨタ<7203.T>などの自動車株やファーストリテイリング<9983.T>の上昇に支えられ、前場に8800円台を一時回復したが、後場は先物売りに押され軟化。
業績懸念でパルプ・紙や精密機器、医薬品が軟調だった。


<短期金融市場> 17時10分現在

無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.084%(速報ベース)

3カ月物国庫短期証券流通利回り ──

ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.730(変わらず)

安値─高値 99.725─99.730

無担保コール翌日物の加重平均レートは0.084%(速報ベース)。
税揚げ要因で当座預金残高が大幅に減ることから、地銀を中心に資金調達意欲がしっかりと示された。
朝方は0.085─0.09%を中心に取引されたが、取り一巡後は地銀の調達意欲が後退。
午後は閑散取引となった。
ユーロ円3カ月金利先物は新規材料難で小動き。
3カ月物国庫短期証券の入札は余剰資金の運用需要で堅調な結果。
最高落札利回りは0.0987%と0.1%を割り込んだ。


<円債市場>

10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.25(─0.04)

安値─高値 144.25─144.33

10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.765%(+0.005)

安値─高値 0.760─0.755%

国債先物中心限月12月限は前日比4銭安の144円25銭と小反落して取引を終えた。
高値警戒感がくすぶる中、欧州中央銀行(ECB)理事会、日銀金融政策決定会合、9月米雇用統計など週末にかけて相次ぐ重要イベントを控えて全般に様子見ムード。
期初の買いなど好需給環境から上値を試し、一時144円33銭と8月7日以来約2カ月ぶりの水準まで買われたが、引けにかけてはあすの10年債入札に備えた調整売りに押された。
現物市場は閑散。
長期・超長期ゾーンに10年債入札に向けた持ち高調整売りが出た。


<クレジット市場>

政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、商社、化学、製紙、鉄鋼といった中国と係わり合いの深いセクターにワイド化圧力がかった。
プレミアムは伊藤忠商事<8001.T>が145bp、三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が210bpと、小幅ワイドな水準で取引が成立。
中国の景気後退への不安とともに、日中対立に伴うマイナスの影響が出始めており、業績の下方修正など企業収益の先行き不透明さが警戒感を生んだという。


<スワップ市場>スワップ金利(17時10分現在の気配)

2年物 0.32%─0.22%

3年物 0.32%─0.22%

4年物 0.34%─0.24%

5年物 0.38%─0.28%

7年物 0.52%─0.42%

10年物 0.82%─0.72%

[東京 3日 ロイター]

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