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2012年10月3日水曜日

円、78円台前半〔ロンドン外為〕(3日正午)


【ロンドン時事】3日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、東京市場で見られた円売り・ドル買いも一巡、1ドル=78円台前半での小動きとなった。
正午現在は78円20~30銭と、前日午後4時(78円00~10銭)比20銭の円安・ドル高。


朝方発表されたドイツとフランスのサービス業購買担当者景況指数(PMI)は速報値からいずれも下方修正されたものの、市場への影響は限定的。
一方で、この日午後に9月のADP全米雇用報告の発表を控えて様子見姿勢が強く、ドル円はは「方向感が全くない」(市場筋)という商状が続いた。
ただADP雇用報告をめぐっては堅調な結果も予想されており、円の上値が重くなっているとの見方も出ていた。


東京市場で売られたユーロは、当市場入り後小じっかり。
ラホイ首相が今週末の追加支援要請を否定するなど、引き続き不透明なスペイン情勢を背景に方向感に乏しいが、「早ければ来週にもスペインが欧州中央銀行(ECB)の国債購入支援を要請する可能性がある」との市場の見方がユーロ相場を下支えする格好となった。


ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.2900~2910ドル(前日午後4時は1.2930~2940ドル)。
対円では同100円95銭~101円05銭(100円90銭~101円00銭)。


他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6105~6115ドル(1.6135~6145ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9375~9385フラン(0.9350~9360フラン)。

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