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2012年10月5日金曜日

東京マーケット・サマリー(5日)


レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後5時現在 78.38/40 1.3003/07 101.93/96

NY午後5時 78.48/50 1.3018/19 102.15/18

午後5時のドル/円はニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の78円前半。
日銀が金融政策の現状維持を決めたことで、追加緩和を見込んでいた一部短期筋が円を買い戻した。
その後は、現状維持を見込んで円買いに傾いていた短期筋の利益確定のドル買い/円売りが入り、下げ渋った。


<株式市場>

日経平均 8863.30円(38.71円高)

8805.79円─8880.23円

東証出来高 14億8488万株

東証売買代金 9263億円

東京株式市場で日経平均は小幅続伸となった。
4日の米国株高や円安を手掛かりに序盤は買いが先行。
日銀の金融政策決定会合で追加緩和が見送られると、先物への仕掛け的な売りに押され、日経平均がマイナス圏に沈む場面があったが、引けにかけて景気敏感株を中心に見直し買いが入り、切り返した。
ただ、米雇用統計の発表を前に見送りムードが強く、商いは限定された。


東証1部騰落数は、値上がり961銘柄に対し、値下がりが520銘柄、変わらずが189銘柄だった。

<短期金融市場> 17時36分現在

無担保コール翌日物金利 0.086%(速報ベース)

3カ月物国庫短期証券流通利回り ──

ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.730(+0.005)

安値─高値 99.720─99.730

無担保コール翌日物は0.08─0.085%を中心に取引された。
地銀を主な取り手に朝方は一時0.09%で取引される場面があったが、高水準の当座預金残高を受けて徐々に調達金利は切り下がった。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは0.10%近辺で横ばい圏。
9日が国債の発行要因などで不足地合いとなるため、ニーズが強まるとみられていたが、大きな変動はなかった。
日銀金融政策決定会合の影響は見られなかった。
東京金融取引所のユーロ円3カ月金利先物は小動き。


<円債市場>

10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.10(─0.07)

安値─高値 144.05─144.16

10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.775%(+0.010)

安値─高値 0.775─0.775%

国債先物は続落。
前日の米債安を受けて売りが先行した後は、日銀金融政策決定会合の結果や9月米雇用統計を見極めたいとして積極的な取引が手控えられた。
会合結果を確認した後の後場も小動きだった。
会合で景気の現状判断を下方修正したことで、30日の会合に向け追加緩和への期待が強まっていくとの見方が一部にみられたが、直接的に相場に影響しなかった。
現物債は長期ゾーン以降で利回りに上昇圧力がかかった。
3連休を控えた週末であることに加え、5日の9月米雇用統計の発表を前にポジションを軽くする動きがみられた。
超長期ゾーンも弱含み。
30年債利回りは9月21日以来の1.920%に上昇した。
イールドカーブはスティープ化の形状。
特例公債法案をめぐって、先行き不透明感が強まっていることが影響しているとの声が聞かれた。


<クレジット市場>

政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp

地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18は横ばい圏。
プレミアムは午前こそ前日引け(223ベーシスポイント/bp)を1─1.5bp下回る水準で取引されたものの、午後になって鉄鋼や電機銘柄にリスク回避の動きが強まると、223bpへと上昇。
4日の欧米CDSのタイト化圧力を、中国リスクへの警戒を背景とした一部個別銘柄のワイド化圧力が打ち消す格好になったという。


<スワップ市場>

スワップ金利(17時33分現在の気配)

2年物 0.31%─0.21%

3年物 0.31%─0.21%

4年物 0.33%─0.23%

5年物 0.38%─0.28%

7年物 0.53%─0.43%

10年物 0.83%─0.73%

[東京 5日 ロイター]

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