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2012年10月5日金曜日

NY株、続伸=欧州対策の進展期待で〔米株式〕(4日)☆差替


【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク株式相場は、欧州債務問題の対策が進展するとの期待や、堅調な内容の米雇用関連指標を背景に、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比80.75ドル高の1万3575.36ドルと続伸した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数も14.23ポイント高の3149.46と続伸した。


ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比877万株増の6億7292万株(暫定値)。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は定例理事会後の会見で、「国債購入発動の用意はある」とした上で、「支援を求めるかはスペイン次第だ」と強調。
スペインに支援要請の決断を促す発言として好感された。


また、米労働省が発表した新規失業保険申請件数の増加幅が市場予想を下回ったことや、民間企業による統計で9月に発表された米企業による人員削減数が減少したことも、雇用統計の発表を翌日に控えて買い材料視された。


さらに、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、景気が回復軌道に乗っても金融緩和を続けるとの米連邦準備制度理事会(FRB)の方針が改めて確認され、市場に安心感を与えた。

直近では翌日の雇用統計が焦点となるが、「量的緩和第3弾(QE3)は既に発表済みなので、注目度は落ちる」(準大手証券)。
相場の今後の方向感を決めるのは、来週から本格化する企業業績発表の内容となりそうだ。
足元では見通しの下方修正が相次ぐが、「実際に決算発表が本格化すれば、心理的に上向く可能性がある」(同)との指摘が出ていた。


個別銘柄では、アルファ・ナチュラル・リソーシズなどの石炭大手が大幅高。
前日の米大統領候補者討論会で、共和党の大統領候補ロムニー氏が石炭業界を支援する方針を表明している。


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