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2012年10月5日金曜日

円、78円台半ば=ユーロは上昇〔ロンドン外為〕(4日)


【ロンドン時事】4日のロンドン外国為替市場の円相場は、引き続き方向感に定まらない中、1ドル=78円台半ばでのもみ合いとなった。
午後4時現在は78円40~50銭と、前日午後4時(78円50~60銭)比10銭の円高・ドル安。


ユーロは対円、対ドルともに上昇した。
同時刻現在の対ドル相場は1ユーロ=1.3000~3010ドル(前日午後4時は1.2895~2905ドル)、対円は同101円95銭~102円05銭(101円25~35銭)。


欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は定例理事会後の記者会見で、スペインなどを念頭に置いた国債購入策について、発動は財政健全化が前提条件としつつ、「国債購入発動の用意はある」などと説明した。
これに対し市場では、「サプライズはないものの、国債購入に前向きな発言として若干の安心感も出た」(銀行関係者)との見方から全般にユーロ買いが優勢。
対円で102円台、対ドルで1.30ドル台とともに約2週間ぶりの高値圏まで水準を切り上げた。


もっともドラギ総裁が指摘したように、ECBの国債購入実施はスペイン政府次第。
こうした先行き不透明感を背景に、ユーロも買い一巡後は伸び悩む格好となった。

一方でドルは、こうしたユーロ買い・ドル売りにつれて対円でもだれた。
また市場関係者からは、この日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録や翌5日の米雇用統計の発表を前に、「これまでのドル高を受けたポジション調整のドル売りも出された」との指摘も聞かれた。


他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6160~6170ドル(1.6070~6080ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9315~9325フラン(0.9370~9380フラン)。


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