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2012年10月5日金曜日

円、78円台半ば〔NY外為〕(4日)


【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク外国為替市場は、ユーロが商いの中心となる中、円相場は1ドル=78円台半ば付近で方向感なく推移した。
午後5時現在は78円44~54銭と、前日同時刻(78円45~55銭)比01銭の円高・ドル安。


欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、定例理事会後の記者会見で「国債購入発動の用意はある」と改めて強調した。
これを受けて、欧州債務危機対策が進展するとの期待が強まり、ユーロは対ドル、対円ともに買い進まれた。
対ドルでは一時1ユーロ=1.3032ドル、対円では102円21銭と、ともに2週間ぶりの高値を付ける場面があった。


一方、円の対ドル相場は独自の材料に欠け、終日レンジ内で浮動した。
翌日の9月の米雇用統計や、日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え、様子見ムードも広がったもようだ。

朝方発表された米新規失業保険申請件数は36万7000件と、市場予想よりも良い内容となった。
このほか、9月12~13両日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が午後に発表されたが、いずれも円相場の反応は限定的だった。


ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.3013~3023ドル(前日午後5時は1.2900~2910ドル)、対円では同102円13~23銭(同101円25~35銭)。

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