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2012年12月13日木曜日

欧州市場サマリー(12日)

1345GMT 11日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3038 1.3004
ドル/円<JPY=> 82.850 82.510
ユーロ/円<EURJPY=> 108.02 107.28
12日終値 前営業日終値
株 FT100 5945.85(+20.88) 5924.97
クセトラDAX 7614.79(+25.04) 7589.75
金 現物午後値決め 1716.25 1710.00
<p />(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物
3カ月物ユーロ(3月限) 99.86 (‐0.02) <FEIH3>
独連邦債2年物(3月限) 110.88 (‐0.05) <FGBSH3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(3月限) 127.52 (‐0.14) <FGBMH3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(3月限) 145.12 (‐0.29) <FGBLH3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(3月限) 134.64 (‐0.12) <FGBXH3><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 -0.036 (-0.062) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.336 ( 0.314) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.350 ( 1.322) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.257 ( 2.252) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> ドルがユーロや豪・ニュージーランドドルなどの高利回り通貨に対して下落した。
米連邦準備理事会(FRB)がこの日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、追加緩和に踏み切るとの期待が広がっている。

ただ、円に対しては8カ月ぶり高値をつける場面があった。
自民党が勝利を収めると予想されている16日の総選挙後、日銀がより積極的な追加金融緩和を行うとの予想が広がった。

ユーロも円に対して一時、8カ月ぶり高値をつけた。

<株式> ロンドン株式市場は続伸し、終値で9カ月ぶり高値を更新した。
米連邦準備理事会(FRB)が同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で新たな刺激策を発表するとの期待が追い風になっており、エネルギー株が上昇をけん引した。

FRBへの緩和期待から、北海ブレント先物がバレル当たり約110ドルに上 昇。
これを好感して、エネルギーセクターが値を上げ、FT100種総合株価指数を9ポイント押し上げた。

素材株も買われ、アングロ・アメリカン<AAL.L>は2.7%高。
バークレイズが同社の 投資判断を「アンダーウエート」から「イコールウエート」に引き上げたことが支援した。

欧州株式市場は小幅続伸、ユーロ圏周辺国の指数が押し上げた。
マクロ経済リスクが後退し、短期的に一段の上昇余地が残っているとの見方も出ている。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.80ポイント(0.07%)高の1139.65。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は6.31ポイント(0.24%)高の2630.34。

シティ・インデックスの首席グローバルストラテジスト、アシュラフ・ライディ氏は、年末に迫る米「財政の崖」の延期合意への期待や、ユーロ圏債務危機に伴う直近のイベントリスクの低下、各国中銀の支援策継続によって、欧州の株価指数が一段と上昇しやすくなるとみる。

他部門と比べて値ごろ感があるとされる基礎資源<.SXPP>や保険<.SXIP>などの銘柄がアウトパフォームした。

アングロ・アメリカン<AAL.L>は2.7%高。
バークレイズが同社の投資判断を「アンダーウエート」から「イコールウエート」に引き上げたことを好感した。

フランスの自動車大手プジョー<PEUP.PA>は10.1%高。
仏ラ・トリビューヌ紙がウェブサイトで、アルジェリア政府が同社株を取得する可能性を伝えたことが追い風となった。

<ユーロ圏債券> イタリア国債が反発した。
ただ、モンティ伊首相の辞意表明を受けた政治的緊張の高まりで、イタリア国債は向こう数週間、不安定な値動きが続くとみられている。

イタリア10年債利回りは8.7ベーシスポイント(bp)下がって4.73%。
一時、3週間ぶり高水準の4.95%をつける場面もあった。
先週には2年 ぶり低水準の4.4%をつけたが、この水準への戻りは短期では見込めないとの見方も出 ている。

インベステック(ロンドン)のアナリスト、エリザベス・アフセス氏は「今日のイタリ ア国債の動きは単なるボラティリティだ。
懸念すべき理由は依然として多い」と語った。

アナリストらによると、多くの投資家に不評のベルルスコーニ前首相が第一線に復帰することも、安定に対するより長期のリスクになっている。

ただ、シティグループのストラテジスト、アレッサンドロ・テントリ氏は、次期政権は 緊縮策を堅持するよう欧州から大きな圧力にさらされるため、政権交代後も政策が大きく 変わることはないとの見方を示した。

ギリシャ国債は4営業日連続で上昇、国債買い戻しへの楽観論が広がった。
10年債利 回りは48bp低下して13.58%だった。

対照的な動きを示したのがドイツ連邦債先物で、19ティック安の 145.41となった。
ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した12月の独景気 期待指数が予想外のプラスとなったことで、極めて安全とされる独連邦債への需要が後退した。

[東京 13日 ロイター]

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