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2012年12月6日木曜日

ダウ、反発〔米株式〕(5日午前)

【ニューヨーク時事】5日午前の米株式市場は、中国経済の好転期待を背景に押し目買いが入り、優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時15分現在、前日終値比36.18ドル高の1万2987.96ドルと反発している。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同時刻現在、17.70ポイント安の2978.99。
この日、税制改革・都市化・資源価格に対し、一段の市場原理を導入するとの中国共産党の習近平総書記の方針表明が伝えられた。
これを機に同国経済の成長拡大期待が高まり、アジア株が大幅上伸する中で、米市場のダウ平均も高寄りした。
取引開始前に発表された雇用先行指標は市場予測に比べて弱めの内容。
米オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)によると、11月の民間就業者数は前月比11万8000人増にとどまり、伸びは10月実績から鈍化した。
ただ、これは10月末に東部を襲った巨大ハリケーンの影響として売り材料視されなかったもよう。
またその後、米サプライ管理協会(ISM)が発表したサービス業の景況指数は前月から上昇し、株価は引き続き底堅く推移している。
個別銘柄を見ると、1万1000人の削減を通じたコスト抑制を目指すとしたシティグループが物色されている半面、2017年までに米州で3000件の新規出店を計画中としたスターバックスは軟調。

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