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2012年12月6日木曜日

NYダウ、1カ月ぶり高値=米財政協議進展に期待〔米株式〕(5日)☆差替

【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク株式相場は、米財政問題をめぐる協議進展への期待などから反発した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比82.71ドル高の1万3034.49ドルと約1カ月ぶりの高値で終わった。
一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同22.99ポイント安の2973.70で終了した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8362万株増の7億5732万株。
米経済が急激な緊縮財政に陥る恐れがある「財政の崖」問題で、オバマ大統領が同日、政府・民主党と野党共和党との間の合意が1週間程度で可能との考えを示したことで、協議の進展に楽観的な見方が広がり、ダウ平均は一時約137ドル高まで上昇した。
米金融大手シティが1万1000人規模の人員削減策を打ち出したことで金融株全般が買われたほか、米非製造業の景況感改善や中国の新政権への期待感なども全体の買いを支えた。
市場関係者からは、「決定的な材料はなかったものの、オバマ発言など複数の良い材料が重なった」(準大手証券)との指摘が聞かれた。
個別銘柄では、シティが6.3%の大幅上昇となったほか、バンク・オブ・アメリカも5.7%上昇。
ハリケーン「サンディ」の決算への影響が6億5000万ドルと発表した保険トラベラーズは4.9%高だった。
一方、2016年にタブレット型多機能情報端末の市場シェアが5割を下回るとの調査会社予測が出たアップルは6.4%下落。
石油・ガス開発会社2社の買収を発表したフリーポート・マクモランは16.0%安で引けた。

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