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2012年12月6日木曜日

円、82円台前半〔ロンドン外為〕(5日)

【ロンドン時事】5日のロンドン外国為替市場の円相場は、衆院選で自民党が単独過半数を確保する見通しとの一部報道を受け、1ドル=82円台前半で強含んだ。
午後4時現在では、1ドル=82円25~35銭と、前日午後4時(81円75~85銭)比50銭の円安・ドル高。
衆院選を控えて、ドル円は模様眺め姿勢が強いものの、市場では調整を挟みながらも円安トレンドが続くとの見方が根強い。
ある邦銀筋は「自民党が圧勝すれば、84円台も視野に入る」との見解を示した。
ユーロは、スペイン国債入札が調達目標額上限に届かなかったことをきっかけに売りが出た。
対円では、1ユーロ=107円45~55銭(前日午後4時は107円05~15銭)。
ユーロは対円で朝方、108円台手前まで迫る場面もあった。
高値は107円96銭。
ユーロは対ドルでも値を消し、1.3065~3075ドル(1.3080~3090ドル)と、1.31ドル台を割り込んだ。
ギリシャやスペインをめぐる懸念が後退し、ユーロの売り材料がないとの声も増しているが、さえないユーロ圏景気に目が向けばユーロ買いは続かないとの見方も聞かれた。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.6090~6100ドル(1.6100~6110ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9270~9280フラン(0.9255~9265フラン)。

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