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2012年12月1日土曜日

円、82円台後半〔NY外為〕(30日朝)

【ニューヨーク時事】週末30日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日銀の追加緩和観測が改めて拡大したことを背景に、1ドル=82円台後半に弱含んだ。
午前9時20分現在は82円60~70銭と前日午後5時(82円07~17銭)比53銭の円安・ドル高。

安倍晋三自民党総裁が30日の党首討論会で物価目標2%に向け「ありとあらゆる手段を取っていく」と強調。
これを受け、日銀の追加緩和をめぐる思惑が再び広がり、円は海外市場で対ドル、対ユーロともに売りが加速。
ニューヨーク市場に入ってからもこの流れを引き継いでいる。

ただ、減税失効と自動歳出削減が重なる米国の「財政の崖」問題の先行き不透明感から、ドル売り圧力も根強い。

この日米商務省が発表した11月の個人消費支出は前月比0.2%減と、横ばいを見込んだ市場予想(ロイター通信調べ)を下回った。
このためいったん円買い・ドル売りが強まったが値動きは限定的だった。
市場はこの後発表される11月のシカゴ景況指数(PMI)に注目している。

ユーロは堅調。
ドイツ連邦議会(下院)がギリシャ融資再開などの金融支援策を承認したことが好感された。
同時刻現在1ユーロ=1.2980~90ドル(前日午後5時は1.2974~84ドル)、対円では同107円25~35銭(同106円53~63銭)。

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