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2012年12月14日金曜日

NY株、続落=米財政協議への懸念で〔米株式〕(13日)☆差替

【ニューヨーク時事】13日のニューヨーク株式相場は、米国の財政協議の進展に対する懸念から続落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比74.73ドル安の1万3170.72ドルで終わった。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同21.65ポイント安の2992.16で終了した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3107万株減の6億6170万株。
連邦公開市場委員会(FOMC)を終え、市場の関心は米国が年明けから緊縮財政に陥る恐れがある「財政の崖」問題に改めて集中。
共和党のベイナー下院議長が13日、富裕層増税や歳出削減などをめぐるオバマ大統領との意見の隔たりが埋まっていないことを改めて指摘。
これを受け、交渉進展への不透明感から株はじわじわと売られる展開となり、ダウ平均は一時約98ドル安まで下落した。
その後、オバマ大統領とベイナー議長が13日夕に会談することが伝わり、下げ幅をやや縮小して終了した。
市場関係者からは、「具体的に協議が進んでいる項目が見当たらず、年内決着は難しい」(大手銀行)との指摘が出ており、相場のこう着状態が当面続く可能性もある。
個別銘柄では、保険大手メットライフが先行きの業績への懸念から2.3%安。
アップルは1.7%安で3日ぶりに再び530ドルを割り込んで終了した。
一方、スプリント・ネクステルが完全買収を提案した高速無線通信会社クリアワイヤは急騰し14.9%高で終わった。

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