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2013年1月19日土曜日

欧州株式市場サマリー(18日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6154.41(+22.05)
前営業日終値 6132.36(+28.38)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7702.23(‐33.23)
前営業日終値 7735.46(+44.33)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3741.58(‐2.53)
前営業日終値 3744.11(+35.62)
<ロンドン株式市場> 続伸し4年超ぶり高値で引けた。
英小売売上高が弱い内容だったものの、中国の国内総生産(GDP)統計が予想を上回ったことを受け、鉱山株に買いが入った。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は2008年半ば以来の高値で取引を終えた。
年初来高値も更新した。

18日発表された12月の英小売売上高は予想外の前月割れとなったものの、市場関係者は国内経済よりも世界経済全体を重視したもよう。

鉱山株<.FTNMX1770>は0.2%高。
中国のGDP統計で、第4・四半期と2012年の伸び率がともに予想を上回ったことを好感した。

鉄鋼メーカーのエブラズ<EVRE.L>は4.5%高。

弱い英小売売上高を受けて為替市場でポンドが売られるなか小売株が下落。
キングフィッシャー<KGF.L>は4.3%安。

<欧州株式市場> 反落。
米・英のさえない指標を嫌気し、小売株を中心に売りが膨らんだ。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.90ポイント(0.16%)安の1163.64。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は9.34ポイント(0.34%)安の2709.59。

12月の英小売売上高は予想外の前月割れ。
1月の米ミシガン大消費者信頼感速報値は約1年ぶりの低水準となった。
これら指標は世界の経済成長見通しに影を落とし、市場のセンチメントを悪化させた。
堅調な中国指標を手がかりに資源株<.SXPP>が上昇したものの、小売株<.SXRP>の売りに押される格好となった。

ブルーイン・ドルフィンのポートフォリオ戦略主任、ガイ・フォスター氏は「良好な中国指標や底堅い米企業決算が株価を支援した。
相場が一段高となる可能性はあるが、手がかりは尽きつつある」と述べた。

欧州企業による決算発表が来週始まる。
トムソン・ロイター・スターマインによると、第4・四半期は前年同期比1%の減益になることが見込まれている。

ただ、週明け21日に営業報告を行う英教育・出版グループのピアソン<PSON.L>は0.5%上昇した。

伊テレビのメディアセット<MS.MI>は5.8%高。
トレーダーは、同株価が9カ月ぶりの高値をつけていたことがストップロスを誘発し、ショートカバーの動きが出たことを指摘した。

[東京 19日 ロイター]

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