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2013年1月19日土曜日

NY株、もみ合い〔米株式〕(18日午前)

【ニューヨーク時事】週末18日午前の米株式市場は強弱まちまちの内容の米企業決算を背景に売り買いが交錯し、もみ合っている。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時20分現在、前日終値比8.90ドル高の1万3604.92ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が5.56ポイント安の3130.44。
半導体世界最大手米インテルの2012年10~12月期決算はパソコン(PC)向け製品の不振が響き前年同期26.5%減と、4四半期連続で減益となった。
売上高も2四半期連続のマイナスで、市場で失望売りが目立っている。
ただ、米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の12年同期決算は純利益が前年同期比7.5%増となったほか、米金融大手モルガン・スタンレーの同期決算も黒字に転換。
いずれも1株当たりの利益は予想平均を上回り、市場を下支えした。
また、中国国家統計局が18日発表した12年第4四半期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比7.9%増と、8期ぶりに前期から改善し市場予想も上回ったことも相場の支援材料。
ロイター・米ミシガン大学が発表した1月の消費者景況感指数が71.3と前月から悪化し、市場予想(ロイター通信調べ)の75.0を下回ったものの、市場の反応は限定的だった。
個別株では、好調な決算を発表したGE(2.23%高)やモルガン・スタンレー(6.31%高)は急伸。
ユナイテッド・テクノロジーズ(1.08%高)やキャタピラー(1.12%高)は堅調に推移。
一方で、インテル(6.00%安)、マイクロソフト(0.30%安)やアップル(0.40%安)といったIT関連株の下げが目立つ。

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