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2013年1月9日水曜日

反発=円安で切り返す〔東京株式〕(9日前場)

【第1部】前日の海外株安や円高を嫌気し軟調に始まったが、取引時間中に為替が円安方向に戻したために株も買い戻され、日経平均株価は前日比51円18銭高の1万0559円24銭と反発した。
東証株価指数(TOPIX)も同3.78ポイント高の875.66と反発。
出来高は19億3933万株。
▽為替の動きに一喜一憂
欧州や米国で株価が軟調となった上、朝方に1ドル=86円台後半、1ユーロ=113円台後半まで円高に振れたため、寄り付きは売り優勢でスタートした。
日経平均は一時、1万0400円を割り込んだ。
しかし、円高が一巡し、ドルに対して87円台前半まで戻すと、株式先物や輸出関連株が買い戻され、日経平均は切り返した。
雇用や給与を増やした企業の法人税を減らすといった緊急経済対策の内容が報じられ「政策期待が改めて高まっている」(大手証券)側面はあるが、一方で「為替の動きにリンクして株式先物がプログラム売買されているだけ」(中堅証券)とみる市場関係者も多い。
追加金融緩和への期待を背景に円相場が軟調となっている間は、株式市場でも押し目買いが入りやすい。
「短期資金が目まぐるしく動き、値動きにうねりがあれば相場は強いと言える」(同)との指摘も聞かれた。

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