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2013年1月11日金曜日

NY株、続伸〔米株式〕(10日午前)

【ニューヨーク時事】10日午前のニューヨーク株式相場は、堅調な中国統計や欧州中央銀行(ECB)総裁の発言などを手掛かりに続伸している。
午前10時10分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比47.34ドル高の1万3437.85ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同13.50ポイント高の3119.31。
中国税関総署によると、2012年12月の同国輸出は前年同月比14.1%増の19992億ドルと過去最高を記録し、貿易黒字は前年のおよそ2倍に拡大。
世界経済のけん引役である中国の景気回復が加速していると受け止められた。
また、ECBのドラギ総裁がこの日の定例理事会後の会見で「ユーロ圏の金融市場は大幅に改善している」と楽観的な見通しを示したことも買いを誘った。
一方、米労働省が朝方発表した米週間失業保険申請件数は前週比4000人増の37万1000件と、市場予想(36万5000件=ロイター通信調べ)を若干上回った。
ただ、、前週は下方修正され株式の買い材料になったもようだ。
個別銘柄では、インテル、デル(ともに1.2%高)などハイテク株が堅調。
引け後に決算発表を控えたシェブロンは0.8%高で推移している。
原油高を反映してエクソンモービルもしっかり。
従業員1600人削減すると報道されたモルガン・スタンレーは3.9%高で推移。
半面、ティファニーは弱い業績見通しを嫌気して4.4%下落している。

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