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2013年2月15日金曜日

反落=円高嫌い、売り優勢〔東京株式〕(15日前場)

【第1部】週末を迎えて新規の買いが入りづらくなる中、円高に傾いた為替が嫌われ、輸出関連株中心に幅広い業種が売り優勢となった。
日経平均株価は前日比99円35銭安の1万1207円93銭と反落、東証株価指数(TOPIX)は同14.36ポイント安の940.52と続落。
出来高は21億4728万株。
▽欧州景気の弱さも重しに
円相場の上昇を受けて売りが先行。
寄り付きの売買が一巡するといったん下げ渋るかに見えたが、寄り後も円が強含みで推移していたため、指数先物に売りが出て日経平均はじり安となった。
「ユーロ圏諸国の2012年10~12月期の域内総生産(GDP)速報値が市場予想より弱い内容となったため、欧州景気に対する懸念から海外投資家は投資リスクを避ける動きを取っている」(銀行系証券)との指摘もあった。
週末の上、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の結果も見極める必要があるため、15日は押し目買いも入りにくいようだ。
ここまで、円高修正による輸出企業の業績への思惑が日本株を支えてきただけに、為替には敏感にならざるを得ない。
後場も、円相場が軟化しなければ買い見送り姿勢は続くと思われ、日経平均はマイナス圏で推移しそうだ。

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