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2013年2月15日金曜日

反落=円高で幅広く売られる〔東京株式〕(15日)

【第1部】日経平均株価は前日比133円45銭安の1万1173円83銭と反落、東証株価指数(TOPIX)は同12.47ポイント安の942.41と続落。
欧米株のさえない動きなどを受けて軟調に始まり、円相場が上昇したため午後は幅広い業種で売りが加速した。
出来高は45億1480万株。
▽イベント控え、買い入らず
経済指標の悪化を受けて欧州株が下落した上、為替も前日に比べてやや円高になっていたため、東京市場は売りが先行。
その後も円高気味に推移する為替を眺めながら、軟調な展開が続いた。
昼休み中に日銀の次期総裁に関する報道が出て為替が一段と円高に振れたことから、後場は売りが加速。
日経平均の下げ幅は一時200円超まで広がった。
「週末の上、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の内容を確認したい向きは多かったようで、買いが入りにくい状況だった」(大手証券)という。
日銀総裁人事が最終局面を迎え、「投資家の関心は金融緩和と財政出動というカンフル剤から、本丸の成長戦略に移りつつある」(銀行系証券)とされる。
投資家は今後、為替動向とともに実効性のある成長戦略が打ち出されるかどうかを見極めることになる。

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