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2013年2月15日金曜日

ドル反落、92円台後半=ユーロ急落などで上値重い〔東京外為〕(15日午前9時)

週末15日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前日の海外市場でユーロが急落した余波で、1ドル=92円台後半に反落している。
午前9時現在、92円94~95銭と前日(午後5時、93円43~48銭)比49銭のドル安・円高。
前日の欧米市場では、ドイツやユーロ圏のGDP(昨年10~12月期)が予想外のマイナスとなり、ユーロが大きく下落した。
ドル円は当初はやや売られる程度だったが、米国時間の終盤にストップロスの売りが巻き込まれる下げを余儀なくされた。
東京市場の早朝は米国時間の安値からは戻り、92円90銭付近で取引された。
南欧債務懸念は後退したものの、「緊縮財政の影響で経済がさえないことが前日のGDPで確認された」(大手邦銀)ことからユーロは当面は調整局面を余儀なくされる、との見方が多い。
これを受けてドル円も上値が重くなるとみられるほか、モスクワのG20では「共同声明はともかく、参加国の代表から円安けん制の発言が漏れる可能性もあり、ドル円は売られやすいのではないか」(FX業者)との声が聞かれる。
ユーロは対円、対ドルで大幅安。
ドイツなどのGDP悪化で売りが加速した。
ただ、東京時間の早朝は売りは一服しており、安値圏でもみ合っている。
午前9時現在、1ユーロ=124円07~09銭(前日午後5時、125円10~12銭)、対ドルで1.3349~3351ドル(同1.3386~3388ドル)。

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