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2013年2月15日金曜日

NYダウ、小幅続落=高値警戒でもみ合い〔米株式〕(14日)☆差替

【ニューヨーク時事】14日のニューヨーク株式相場は、高値警戒感が続く中、さえない欧州の経済指標などをきっかけとした売りと、米企業の合併・買収(M&A)への期待を受けた買いが交錯し、もみ合う展開となった。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比9.52ドル安の1万3973.39ドルと小幅に続落して終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同1.78ポイント高の3198.66で終わった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1506万株増の6億7110万株(暫定値)。
欧州市場では、ユーロ圏諸国の2012年10~12月期の実質GDP(域内総生産)がドイツ、フランスなどの落ち込みで前期比0.6%減とマイナス幅が拡大したことを受け、主要市場の株価が下落。
ダウ平均で1万4000ドル付近で上値が重くなっている米株市場でも、朝方は売られやすい展開となった。
ただ、この日はアメリカン航空の親会社、AMRとUSエアウェイズ・グループの合併、バークシャー・ハサウェイなどによる食品大手ハインツの買収など企業のM&Aニュースが相次ぎ発表され、企業買収への期待感から、相場は徐々に下げ幅を縮小。
その後は前日終値付近でもみ合う展開となった。
市場関係者からは、「企業の手元資金は潤沢にあり、M&Aが今後増加することへの期待は高い」(大手証券)との指摘が聞かれた。
個別銘柄では、USエアは材料出尽くし感から売られ、4.6%下落。
決算が市場予想を下回ったゼネラル・モーターズ(GM)は3.2%安。
一方、ハインツは19.9%の大幅高。
アンハイザー・ブッシュ・インベブによるグルポ・モデロ買収に絡み、モデロの資産売却を受けるコンステレーション・ブランズは37.2%の急騰で終了した。

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