為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年3月13日水曜日

欧州株式市場サマリー(12日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6510.62(+6.99)
前営業日終値 6503.63(+20.05)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7966.12(‐18.17)
前営業日終値 7984.29(‐2.18)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3839.97(+3.70)
前営業日終値 3836.27(‐3.88)
<ロンドン株式市場> 続伸し、終値としては5年ぶりの高値を更新した。
アントファガスタ<ANTO.L>の好決算が鉱山株全体を押し上げた。
また、ボラティリティの低下やテクニカル面で好調となっていることも追い風となった。

アントファガスタは商いを伴い3.1%高。
出来高は90日平均の2.8倍となった。
2012年の通年売上高の増加や配当引き上げを好感した。

同社の決算を手がかりに、カザキミス<KAZ.L>は6%上昇。
リオ・ティント<RIO.L>は一時の下げから値を戻しプラス圏で取引を終えたほか、フレスニロ<FRES.L>は下げ幅を大きく縮小して終了した。

FTSEボラティリティ指数<.VFTSE>は4.1%低下した。

旅行・レジャー関連株は0.9%高。

インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は4.8%上昇し、同セクターの上げを主導。
傘下のスペイン・イベリア航空で続いている労使交渉が解決に向かうとの期待が高まっている。

旅行会社TUIトラベル<TT.L>は3%高。
UBSが親会社の独TUI<TUIGn.DE>のカバレッジを投資判断「バイ」で開始したことが支援した。

インターコンチネンタル・ホテルズ<IHG.L>もUBSの投資判断引き上げを手がかりに1.8%上昇した。

<欧州株式市場> ほぼ変わらず。
米株式相場の動向に追随し、4年半ぶりの高値付近での一服商状となった。
アナリストからは、数年ぶり高値の更新に向けた小休止との見方が出ている。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.62ポイント(0.05%)安の1194.02。

同指数は前週、米株式相場が連日最高値を更新したことを追い風に、4年半ぶりの高値となる1197.73をつけた。
この日は、米ダウ工業株30種が欧州市場の引け時間にかけ0.1%安で推移していたことに追随する格好となった。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は6.86ポイント(0.25%)安の2711.85。

コメルツ銀のテクニカルアナリスト、アキム・マズカ氏は「米株式市場は数日間にわたり最高値を更新したことから、一服商状となっても驚きではない。
ただ、米株式市場が引き続き強気相場になることを想定しており、これが欧州の株価を支援すると考える」と述べた。

一方、リスクがくすぶっていることを示すニュースも後を絶たない。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁はこの日、ユーロ圏の危機は終わっていないとの見解を示した。

米国では財政をめぐり政治的な対立が続いている。

アントファガスタ<ANTO.L>が高い。
増配を好感し、3.1%上昇した。

[東京 13日 ロイター]

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ