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2013年3月18日月曜日

3日ぶり反落=円高進み利益確定売り〔東京株式〕(18日)

【第1部】キプロスが銀行預金に課税する方針を示したことで欧州情勢への懸念が広がり、円高が進んだため、利益確定売りが膨らんだ。
日経平均株価は前営業日比340円32銭安の1万2220円63銭、東証株価指数(TOPIX)も同23.31ポイント安の1028.34と、ともに3営業日ぶりに反落した。
出来高は31億1300万株。
【第2部】4日続伸。
高木証が買いを集め、コムチュアは急伸し、滝沢鉄も堅調。
半面、昭和飛が緩み、ソディックは下落。
出来高4749万株。
【外国株】軟調。
出来高5万7000株。
▽キプロス問題受けて下げ幅が拡大
前週末のユーロ圏財務相会合で、キプロスが金融支援を受ける見返りに銀行預金に課税する異例の措置がとられた。
欧州の他の債務国で預金が流出するとの懸念からユーロ安・円高が進み、円は対ドルでも上昇した。
これを受けて、東京市場はリスク回避狙いの売りが膨らんだ。
円高が業績の重荷となる自動車、電機などの輸出関連株の下げが目立ち、日経平均は大幅安となった。
日経平均は前週末時点で200日移動平均線との乖離(かいり)率が30%を超え「バブルや郵政解散の頃を上回った」(銀行系証券)といい、ただでさえ利益確定売りが出てもおかしくないタイミングで、「キプロス問題が重なり、下げ幅が拡大した」(同)と受け止められた。
ただ、一方では「キプロスの経済規模は小さく、欧州全体への影響は限定的」(大手証券)との声も聞かれ、下値では押し目買いも入っていたようだ。

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