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2013年3月14日木曜日

ドル反発、96円台前半=米統計改善で買い優勢〔東京外為〕(14日午前9時)

14日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米経済統計の改善を受けて買いが優勢となった前日の海外市場の流れを受け継ぎ、1ドル=96円台前半に反発している。
午前9時現在、96円01~03銭と前日(午後5時、95円47~49銭)比54銭のドル高・円安。
前日の欧米市場では、欧州時間は95円台後半でもみ合ったが、米国時間に入り2月の米小売売上高が前月比1.1%増加と予想以上に強い内容となったことからドル買い・円売りが優勢となり、96円台を回復。
その後96円20銭前後の高値を付けて以降は小緩む展開となり、東京市場の早朝は96円05銭付近で推移した。
市場関係者は「米雇用統計に続いて小売売上高など消費関連も強く、米経済の回復は鮮明だ」(外資系証券アナリスト)としながらも、「これまでのドル円の上昇幅が大きいため、上値を一方的に切り上げるのは難しい」(大手邦銀)との見方が多い。
一方で「前日に95円50銭付近でサポートされていることから、下値は堅く推移するのでは」(FX業者)とも受け止められており、日中は特段の材料に乏しい中、「全般はレンジ圏で推移する」(先の大手邦銀)とみられている。
ユーロは対円、対ドルで下落。
米指標改善を受けて対ドルでの売りが強まり、これにユーロ円もややなびく展開となった。
午前9時現在、1ユーロ=124円42~44銭(前日午後5時、124円71~73銭)、対ドルで1.2957~2962ドル(同1.3061~3063ドル)。

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