為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年4月15日月曜日

円上昇、97円台後半〔ロンドン外為〕(15日正午)

【ロンドン時事】週明け15日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米国の円安けん制を受けた買い戻しが継続、1ドル=97円台後半に上昇した。
正午現在は97円70~80銭と、前週末午後4時(98円70~80銭)比1円の円高・ドル安。
前週末に発表された米財務省の年次為替報告書は、日本に対し通貨安競争回避を確認した2月の先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の声明順守を求め、円安の進行をけん制した。
これを受け前週末のニューヨーク市場から週明けの東京市場にかけて、円を買い戻す動きが加速。
当市場入り後もこうした継続し、円は今月5日以来の円高水準まで上昇した。
市場では引き続き「中長期的な円安トレンドは変わっていない」(市場筋)との見方が強いものの、急速に円安が進んでいただけに、「米国の円安けん制をきっかけに利益確定の円買い・ドル売りが加速した」(同)格好。
ある邦銀関係者は、週後半にワシントンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控えて「市場が政治的な材料に敏感になっている」と指摘、短期的には「円安の動きが息切れした印象を受ける」との見方を示した。
ユーロはもみ合い。
正午現在の対ドル相場は1ユーロ=1.3070~3080ドル(前週末午後4時は1.3090~3100ドル)。
対円では同127円75~85銭(129円30~40銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5335~5345ドル(1.5360~5370ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9285~9295フラン(0.9285~9295フラン)。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ