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2013年5月20日月曜日

東京マーケット・サマリー(20日)

<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 102.52/54 1.2862/66 131.87/91
NY午後5時 103.22/27 1.2835/38 132.45/49
午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安・円高の102円半ば。
甘利明経済再生担当相が19日、円安のもたらす弊害に警戒感を示したことで、ドルは早朝に証拠金取引の損失確定売り等を巻き込んで102円ちょうどまで急落した。
ドルはすぐに反発したが、神経質な地合いは続いた。

<株式市場>
日経平均 15360.81円(222.69円高)
15245.80円─15381.74円
東証出来高 48億7023万株
東証売買代金 3兆5651億円
東京株式市場で日経平均は大幅続伸。
1万5300円台を回復し5年5カ月ぶりの高値圏で引けた。
円安を背景に主力輸出株が上昇したほか、エネルギー関連も買われた。
物色テーマに広がりが見られ、TOPIXとともに年初来高値を更新した。

東証1部騰落数は、値上がり1106銘柄に対し、値下がりが524銘柄、変わらずが83銘柄だった。

<短期金融市場> 17時15分現在
無担保コール翌日物金利 0.073%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(12月限) 99.765(─0.005)
安値─高値 99.760─99.770
無担保コール翌日物の加重平均レートは速報で0.073%と前週末(0.072%)から強含んだ。
国債発行要因で朝方は金融機関から資金調達意欲がしっかりと示される場面もあったが、調達一巡後は落ち着いた展開。
0.065─0.075%を中心に取引された。
ユーロ円3カ月金利先物は債券安を受けて売り優勢。

日銀が午後に実施した共通担保資金供給(全店、固定金利方式)オペ(5月22日─6月24日)は、応札額は3270億円と入札予定額8000億円に届かず、札割れした。
1カ月物の札割れは7回連続。

<円債市場>
10年国債先物中心限月・6月限(東証) 142.12(─0.57)
安値─高値 141.74─142.50
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.845%(+0.045)
安値─高値 0.875─0.820%
国債先物中心限月6月限は前営業日比57銭安の142円12銭と大幅反落で引けた。
前週末の海外市場で米債が売られた流れを受けて売りが先行。
日経平均が200円を超す値上がりとなるなど株価上昇も国債先物の売りを誘った。
寄付直後は下げ渋る場面もあったが、日銀が国債買い入れを見送ったことに加えて、内閣府幹部の話として日銀の黒田東彦総裁が20日の月例経済報告等に関する関係閣僚会議で経済・物価の先行き見通しの改善で金利が徐々に上昇していくのは当然、などと述べたことが伝えられると、国債先物は先物6月限は一時141円74銭まで急落。
現物市場では中長期ゾーンを中心に短期筋の売りが出た。
10年最長期国債利回り(長期金利)は一時前日比7.5bp高い0.875%に上昇したが、引けにかけて買い戻しが入り、0.845%で引けた。

<クレジット市場>
政保債(地方公)10年2.0─2.5bp 銀行債(みずほ)5年 12─13bp
地方債(都債) 10年2.5─3.0bp 電力債(東電) 5年280─300bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapanシリーズ19はタイト化に傾いた。
気配は76─78.5ベーシスポイント(bp)と、前週末の引け(79bp)よりやや低い水準で推移。
欧米CDS指数に連動してタイト化優勢の流れとなったが、基本的には調整地合いが続いているうえ、週明けで動きにくさもあり、株高という材料には大きな反応を示さなかったという。

<スワップ市場>
スワップ金利(16時26分現在の気配)
2年物 0.32%─0.22%
3年物 0.40%─0.30%
4年物 0.49%─0.39%
5年物 0.59%─0.49%
7年物 0.79%─0.69%
10年物 1.05%─0.95%
[東京 20日 ロイター]

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