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2013年5月23日木曜日

欧州株式市場サマリー(22日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6840.27(+36.40)
前営業日終値 6803.87(+48.24)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 8530.89(+58.69)
前営業日終値 8472.20(+16.37)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4051.11(+14.93)
前営業日終値 4036.18(+13.33)
<ロンドン株式市場> 続伸し13年ぶり高値を更新した。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で量的緩和の早期縮小を示唆しなかったことを好感した。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は36.40ポイント(0.53%)高の6840.27。
一時6875.62まで上昇し2000年1月以来の高値をつけた。

バーナンキ議長はこの日、上下両院合同経済委員会で行われた証言で、経済の勢いを示す徴候がさらに増えなければ緩和ペースを縮小することはできないと述べ、債券買い入れの早期縮小に向けた用意があることを示さなかった。

議長証言を受けて相場は上昇したが、質疑応答で議長が緩和策の出口戦略に言及したことを受け、上げ幅を縮小した。

景気に敏感な銀行株や鉱山株の上げが目立った。
1年ぶりの大幅減となった4月の英小売売上高には反応薄だった。

ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は2.3%高。
RBS<RBS.L>も一時マイナス圏に沈んだ後、戻し2.2%高で引けた。
両行は、政府支援脱却に向けた資本増強計画で当局と合意した。

銅価格が6週間ぶり高値をつけるなか、鉱山株<.FTNMX1770>は1.6%上昇した。

<欧州株式市場> 上昇し、主要株価指数は5年ぶりの高値を更新した。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で景気が改善するまで刺激策を維持する姿勢を示したことが好感された。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.06ポイント(0.24%)高の1256.28と、終値としては5年ぶりの高値で終了。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は13.36ポイント(0.47%)高の2835.01で引けた。

エクサーヌBNPパリバの世界株式戦略部門を率いるイアン・リチャーズ氏は、「世界的な流動性により、その他の懸念が抑えられている状況が続いているため、このところの株価上昇は持続不可能なものとは考えていない」とし、「流動性による支援は永遠に続くわけではないが、経済活動が上向くまでは継続されると推測される」と述べた。

バーナンキFRB議長は議会証言で、FRBの政策は経済に恩恵をもたらしているとし、時期尚早な金融引き締めには大きなリスクが伴うとの考えを示した。

この日は流動性と経済活動が改善すると買われる傾向のある素材株などが上昇。
銀行株も買われ、STOXX欧州銀行株指数<.SX7P>は0.6%上昇した。

独流通大手メトロ<MEOG.DE>は約10%高。
モルガン・スタンレーが同社に対する投資判断を「イコールウエイト」から「オーバーウエイト」に 引き上げたことが好感された。

[東京 23日 ロイター]

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