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2013年5月23日木曜日

<NY株>乱高下の末、反落…量的緩和策縮小の観測で

【ワシントン平地修】22日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和策が縮小に向かうとの観測から反落し、前日終値比80.41ドル安の1万5307.17ドルで取引を終えた。
ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数は38.82ポイント安の3463.30。

この日の市場は、量的緩和策の縮小時期を巡る思惑で、株価が乱高下した。
朝方はFRBのバーナンキ議長が議会証言で、現行の量的緩和策を当面継続する姿勢を示したとの見方から、ダウ平均が一時、前日終値比150ドル以上上昇する場面があった。
しかし、バーナンキ議長は質疑応答の中で年内にも緩和策を縮小する可能性に言及。
更に、同日午後に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録(4月30日、5月1日開催分)で、複数の委員が6月にも緩和策縮小の意思を示したことが分かると、利益確定の売りが広がり、ダウ平均が急反落する展開となった。

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