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2013年5月13日月曜日

日経平均、一時1万4800円台 約5年4カ月ぶり

【長崎潤一郎、湯地正裕】13日の外国為替市場で円が売られ、円相場は一時、約4年7カ月ぶりに1ドル=102円台前半まで値下がりした。
円安を好感して株は買われ、東京株式市場の日経平均株価は一時、約5年4カ月ぶりに1万4800円台まで上がった。

10~11日のロンドン郊外での主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、円安に対して目立った批判が出なかったため、前週末からの円安がさらに進んだ。
13日早朝(日本時間)のシドニー市場で一時、1ドル=102円15銭まで下がり、2008年10月21日以来の102円台をつけた。

ただ、その後の東京市場では、急落の反動で円を買い戻す動きも出て、1ドル=101円台での取引が続いている。
午前11時時点は、前週末の午後5時時点より49銭円安ドル高の1ドル=101円85~90銭、対ユーロでは、同03銭円高ユーロ安の1ユーロ=132円10~12銭。

円安で輸出企業の利益が増えるとみて株を買う投資家は多く、13日の日経平均は前週末に続いて大幅高になっている。
前週末終値と比べた上げ幅は一時、230円を超えた。
午前の終値は、前週末より225円76銭(1・55%)高い1万4833円30銭。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同24・12ポイント(1・99%)高い1234・72。
出来高は31億1千万株。

市場では「金融緩和による大量の資金供給で世界的な株高傾向にある。
日本ではさらに円安が加わり、株価上昇の勢いが増している」(大手証券)との声が出ている。

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