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2012年11月13日火曜日

続落=景気先行き不安などから下げ止まらず〔東京株式〕(13日)

【第1部】自律反発機運が高まり、朝方は買い戻されたものの、景気の先行き不安や円高を嫌気して、売りが先行。
日経平均株価は前日比15円39銭安の8661円05銭と7営業日続落、東証株価指数(TOPIX)は同0.02ポイント安の722.56と、ともに軟調に推移した。
出来高は14億9556万株。

【第2部】4日続落。
Eギャランティが軟調で、キャリアDCは売られた。
半面、イクヨ、ミライアルは値を上げた。
出来高1893万株。

【外国株】まちまち。
出来高3万1900株。

▽円高に傾き、売りが進む
前日までの続落基調で、株価純資産倍率は0.89倍にまで低下。
複数のテクニカル指標で日本株は買いゾーンに入っていることから、「割安感が意識され始めている」(大手証券)と、朝方から買い戻しの動きが見られた。
しかし、割安感以外に積極的に買い進む材料がなく、「自律反発のみでは買いが続かない」(国内証券)と、反発力は弱かった。

為替相場が1ドル=79円台前半、1ユーロ=100円50銭前後まで円高に傾いてくると、「断続的に先物に売り物が続いた」(大手証券)と、前場の後半からは売りが進んで、値を消した。

後場も、アジア市場が軟調なことから、前場の安値を更新するなど、安値圏でのもみ合いが続いた。
米国の「財政の崖」問題や欧州のギリシャ支援問題など、世界経済の見通しが不透明になっており、投資家心理が冷え込んでいるとみられる。

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