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2012年11月13日火曜日

NY株、小幅続伸〔米株式〕(12日午前)

【ニューヨーク時事】週明け12日午前の米株式市場は、米財政問題をめぐる先行き不透明感がくすぶる中、小幅続伸して始まった。
午前10時10分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前週末終値比7.66ドル高の1万2823.05ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が7.23ポイント高の2912.11。

米ベテランズデー(退役軍人の日)振替日のこの日は、債券など一部金融市場が休場のため、比較的閑散とした商い。
主要な経済指標の発表もなく、朝方は海外発の材料を手掛かりにやや買い戻しが先行している。

内閣府の発表によると、7~9月期の日本の実質GDP(国内総生産)は年率3.5%減と3四半期ぶりにマイナス成長に転落。
世界的な景気の冷え込みや国内消費の低迷が響き、景気が再び後退局面入りしたことを印象付けた。
一方、中国税関総署がまとめた10月の貿易収支統計で輸出の大幅な回復が確認されたほか、ギリシャ議会が2013年度予算案を可決し、国際債権団から次回融資を取り付けるための条件を整えたことが一定の安堵(あんど)感につながっているもよう。

個別銘柄を見ると、四半期決算を発表した住宅建設大手DRホートンが堅調。
証券会社の買い推奨レポートが好感された保険大手トラベラーズもしっかり。

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