本年も、Weekly相場通信を宜しくお願い致します!
●相場概況 - 週末終値(前週末比) 日経平均 10688.11(+292.93) NYダウ 13435.21(+497.10) 米ドル/円 88.17(+2.14) ユーロ/円 115.28(+1.51) ユーロ/米ドル 1.3074(-0.0148) 米国債(10年) 1.897%(+0.198) 米国債(30年) 3.092%(+0.226) WTI原油先物 93.09(+2.29) NY金 1648.90(-7.00)
11月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00 前回 → -1.2%
11月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00 前回 → -3.6%
11月失業率(ユーロ)19:00 前回 → 11.7%
●1/9(水) 11月小売売上高 [前月比](豪)9:30 前回 → 0.0%
11月鉱工業生産 [前月比](独)20:00 前回 → -2.6%
11月貿易収支(NZ)30:45 前回 → -7.18億NZD
●1/10(木) BOE政策金利発表(英)21:00 前回 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45 前回 → 0.75%
新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 37.2万件
●1/10(金) 11月鉱工業生産 [前月比](英)18:30 前回 → -0.8%
11月貿易収支(米)22:30 前回 → -422億USD
■ 2013年始まる
昨年は11月に衆議院解散となり、 その翌月16日には総選挙にて自民党が圧勝して さらに円安が進み、年が明けるとUSD/JPYは87円台、 今週末には88円台への円安となり、 とりあえずは円安の流れが続いております。
米国"財政の崖"問題もギリギリで回避され、 これもなんだか茶番でしたね…。
現在の対円相場は安倍政権のご祝儀相場でもあると思います。 この右肩上がりがずっと続くとはさすがに思えませんが、 どこでそのトレンドが転換するかは、正直読めません。
国内には金融政策で足を引っ張る抵抗勢力は少ないでしょうが、 対外的には、どの国も通貨安を政策として推し進めていますので、 あまりにも大幅な円安になると抵抗が入ってくると思います。
ただし、中・韓に関しては遠慮しなくても良い状況です。 例えば韓国ウォンは、6.25ほどあったのが8.25までの ウォン高となっています。
韓国は今まで散々ウォン安政策で儲けてきました。 それも為替操作をして。 日本市場にも韓国製品の電化製品が入ってくるなど 日本の家電が痛い目を受けてきたので、 対中・韓にはさらに円安が進んで欲しいものです。
円安になって問題となるのは、ガソリンなどの値上がりです。 おそらく、年明けからしばらくするとガソリン価格は上がるでしょう。 灯油なども然りです。 また、原発再稼働を強める動きにもなってくるでしょう。
さて、先週は米国の重要指標が発表されております。
●1/2(水) 12月ISM製造業景況指数(米)24:00 前回 → 49.5 結果 → 50.7
※予想よりも若干良いくらい
●1/3(木) 12月ADP全国雇用者数(米)22:15 前回 → +11.8万人 (修正 +14.8万人) 結果 → +21.5万人
新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 35.0万件 (修正 36.2万件) 結果 → 37.2万件
FOMC議事録(米)28:00 (前回) ・多くのメンバーはツイストオペ終了後の資産購入を支持 ・何名かのメンバーは経済指標の基準を前提条件にゼロ金利解除を支持 (今回) ・QE(量的緩和)は有効と判断(ほぼすべてのメンバー) ・13年末より前にQEの縮小や停止が適切と考慮(何名かのメンバー)
※ADP全国雇用者数は大幅改善、新規失業保険申請件数は弱い結果に。 FOMC議事録の"13年末より前にQEの縮小や停止が適切と考慮" というコメントで円安/ドル高に動く。
●1/4(金) 12月非農業部門雇用者数(米)22:30 前回 → +14.6万人 (修正 +16.1万人) 結果 → +15.5万人
12月失業率(米)22:30 前回 → 7.7% (修正 7.8%) 結果 → 7.8%
12月ISM非製造業景況指数(米)24:00 前回 → 54.7 結果 → 56.1
※非農業部門雇用者数は予想よりやや良い、 失業率は0.1%増、ISM非製造業景況指数は予想より良い結果に。
今のところ、米国経済の回復ムードが高いイメージがありますが、 問題は年後半からでしょう。 この時にドル高になっていくことができるのかが、 相場の動きとしては気になるところです。
今週は豪と欧州圏の金利政策です。 引き続き注意して見ていきたいと思います。
また、今後の国内の動きは以下のとおりですが、 参議院選挙前までと選挙後が2013年の大きなポイントでしょうね。
●日銀金融政策決定会合(1/22) ↓ ●白川総裁の退任・交代(4月) ↓ ●参議院選挙(7月)
●1/1(火) 休場(ウェリントン、シドニー、東京、香港、ロンドン、フランクフルト、 パリ、チューリッヒ、南ア、トロント、NY)
●1/2(水) 休場(ウェリントン、東京、チューリッヒ)
12月PMI製造業(英)18:30 前回 → 49.1 (修正 49.2) 結果 → 51.4
12月消費者物価指数・速報 [前月比](独)22:00 前回 → -0.1% 結果 → +0.9%
12月消費者物価指数・速報 [前年比](独)22:00 前回 → +1.9% 結果 → +2.1%
12月ISM製造業景況指数(米)24:00 前回 → 49.5 結果 → 50.7
●1/3(木) 12月失業者数(独)17:55 前回 → +0.5万人 結果 → +0.3万人
12月失業率(独)17:55 前回 → 6.9% 結果 → 6.9%
12月PMI建設業(英)18:30 前回 → 49.3 結果 → 48.7
12月ADP全国雇用者数(米)22:15 前回 → +11.8万人 (修正 +14.8万人) 結果 → +21.5万人
新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 35.0万件 (修正 36.2万件) 結果 → 37.2万件
FOMC議事録(米)28:00 (前回) ・多くのメンバーはツイストオペ終了後の資産購入を支持 ・何名かのメンバーは経済指標の基準を前提条件にゼロ金利解除を支持 (今回) ・QE(量的緩和)は有効と判断(ほぼすべてのメンバー) ・13年末より前にQEの縮小や停止が適切と考慮(何名かのメンバー)
●1/4(金) 12月PMIサービス業(英)18:30 前回 → 50.2 結果 → 48.9
12月消費者物価指数・速報 [前年比](ユーロ)19:00 前回 → +2.2% 結果 → +2.2%
12月非農業部門雇用者数(米)22:30 前回 → +14.6万人 (修正 +16.1万人) 結果 → +15.5万人
12月失業率(米)22:30 前回 → 7.7% (修正 7.8%) 結果 → 7.8%
12月雇用ネット変化(加)22:30 前回 → +5.93万人 結果 → +3.98万人
12月失業率(加)22:30 前回 → 7.2% 結果 → 7.1%
12月ISM非製造業景況指数(米)24:00 前回 → 54.7 結果 → 56.1
●相場概況 - 週末終値(前週末比) 日経平均 10688.11(+292.93) NYダウ 13435.21(+497.10) 米ドル/円 88.17(+2.14) ユーロ/円 115.28(+1.51) ユーロ/米ドル 1.3074(-0.0148) 米国債(10年) 1.897%(+0.198) 米国債(30年) 3.092%(+0.226) WTI原油先物 93.09(+2.29) NY金 1648.90(-7.00)
今週の注目指標
●1/8(火) 11月貿易収支(豪)9:30 前回 → -20.88億AUD 11月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00 前回 → -1.2%
11月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00 前回 → -3.6%
11月失業率(ユーロ)19:00 前回 → 11.7%
●1/9(水) 11月小売売上高 [前月比](豪)9:30 前回 → 0.0%
11月鉱工業生産 [前月比](独)20:00 前回 → -2.6%
11月貿易収支(NZ)30:45 前回 → -7.18億NZD
●1/10(木) BOE政策金利発表(英)21:00 前回 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45 前回 → 0.75%
新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 37.2万件
●1/10(金) 11月鉱工業生産 [前月比](英)18:30 前回 → -0.8%
11月貿易収支(米)22:30 前回 → -422億USD
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)
■ 2013年始まる
昨年は11月に衆議院解散となり、 その翌月16日には総選挙にて自民党が圧勝して さらに円安が進み、年が明けるとUSD/JPYは87円台、 今週末には88円台への円安となり、 とりあえずは円安の流れが続いております。
米国"財政の崖"問題もギリギリで回避され、 これもなんだか茶番でしたね…。
現在の対円相場は安倍政権のご祝儀相場でもあると思います。 この右肩上がりがずっと続くとはさすがに思えませんが、 どこでそのトレンドが転換するかは、正直読めません。
国内には金融政策で足を引っ張る抵抗勢力は少ないでしょうが、 対外的には、どの国も通貨安を政策として推し進めていますので、 あまりにも大幅な円安になると抵抗が入ってくると思います。
ただし、中・韓に関しては遠慮しなくても良い状況です。 例えば韓国ウォンは、6.25ほどあったのが8.25までの ウォン高となっています。
韓国は今まで散々ウォン安政策で儲けてきました。 それも為替操作をして。 日本市場にも韓国製品の電化製品が入ってくるなど 日本の家電が痛い目を受けてきたので、 対中・韓にはさらに円安が進んで欲しいものです。
円安になって問題となるのは、ガソリンなどの値上がりです。 おそらく、年明けからしばらくするとガソリン価格は上がるでしょう。 灯油なども然りです。 また、原発再稼働を強める動きにもなってくるでしょう。
さて、先週は米国の重要指標が発表されております。
●1/2(水) 12月ISM製造業景況指数(米)24:00 前回 → 49.5 結果 → 50.7
※予想よりも若干良いくらい
●1/3(木) 12月ADP全国雇用者数(米)22:15 前回 → +11.8万人 (修正 +14.8万人) 結果 → +21.5万人
新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 35.0万件 (修正 36.2万件) 結果 → 37.2万件
FOMC議事録(米)28:00 (前回) ・多くのメンバーはツイストオペ終了後の資産購入を支持 ・何名かのメンバーは経済指標の基準を前提条件にゼロ金利解除を支持 (今回) ・QE(量的緩和)は有効と判断(ほぼすべてのメンバー) ・13年末より前にQEの縮小や停止が適切と考慮(何名かのメンバー)
※ADP全国雇用者数は大幅改善、新規失業保険申請件数は弱い結果に。 FOMC議事録の"13年末より前にQEの縮小や停止が適切と考慮" というコメントで円安/ドル高に動く。
●1/4(金) 12月非農業部門雇用者数(米)22:30 前回 → +14.6万人 (修正 +16.1万人) 結果 → +15.5万人
12月失業率(米)22:30 前回 → 7.7% (修正 7.8%) 結果 → 7.8%
12月ISM非製造業景況指数(米)24:00 前回 → 54.7 結果 → 56.1
※非農業部門雇用者数は予想よりやや良い、 失業率は0.1%増、ISM非製造業景況指数は予想より良い結果に。
今のところ、米国経済の回復ムードが高いイメージがありますが、 問題は年後半からでしょう。 この時にドル高になっていくことができるのかが、 相場の動きとしては気になるところです。
今週は豪と欧州圏の金利政策です。 引き続き注意して見ていきたいと思います。
また、今後の国内の動きは以下のとおりですが、 参議院選挙前までと選挙後が2013年の大きなポイントでしょうね。
●日銀金融政策決定会合(1/22) ↓ ●白川総裁の退任・交代(4月) ↓ ●参議院選挙(7月)
先週の注目指標(結果)
●12/31(月) 休場(東京、フランクフルト、チューリッヒ) ●1/1(火) 休場(ウェリントン、シドニー、東京、香港、ロンドン、フランクフルト、 パリ、チューリッヒ、南ア、トロント、NY)
●1/2(水) 休場(ウェリントン、東京、チューリッヒ)
12月PMI製造業(英)18:30 前回 → 49.1 (修正 49.2) 結果 → 51.4
12月消費者物価指数・速報 [前月比](独)22:00 前回 → -0.1% 結果 → +0.9%
12月消費者物価指数・速報 [前年比](独)22:00 前回 → +1.9% 結果 → +2.1%
12月ISM製造業景況指数(米)24:00 前回 → 49.5 結果 → 50.7
●1/3(木) 12月失業者数(独)17:55 前回 → +0.5万人 結果 → +0.3万人
12月失業率(独)17:55 前回 → 6.9% 結果 → 6.9%
12月PMI建設業(英)18:30 前回 → 49.3 結果 → 48.7
12月ADP全国雇用者数(米)22:15 前回 → +11.8万人 (修正 +14.8万人) 結果 → +21.5万人
新規失業保険申請件数(米)22:30 前回 → 35.0万件 (修正 36.2万件) 結果 → 37.2万件
FOMC議事録(米)28:00 (前回) ・多くのメンバーはツイストオペ終了後の資産購入を支持 ・何名かのメンバーは経済指標の基準を前提条件にゼロ金利解除を支持 (今回) ・QE(量的緩和)は有効と判断(ほぼすべてのメンバー) ・13年末より前にQEの縮小や停止が適切と考慮(何名かのメンバー)
●1/4(金) 12月PMIサービス業(英)18:30 前回 → 50.2 結果 → 48.9
12月消費者物価指数・速報 [前年比](ユーロ)19:00 前回 → +2.2% 結果 → +2.2%
12月非農業部門雇用者数(米)22:30 前回 → +14.6万人 (修正 +16.1万人) 結果 → +15.5万人
12月失業率(米)22:30 前回 → 7.7% (修正 7.8%) 結果 → 7.8%
12月雇用ネット変化(加)22:30 前回 → +5.93万人 結果 → +3.98万人
12月失業率(加)22:30 前回 → 7.2% 結果 → 7.1%
12月ISM非製造業景況指数(米)24:00 前回 → 54.7 結果 → 56.1
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