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2013年1月7日月曜日

6日ぶり小反落=高値更新後に利益確定売り〔東京株式〕(7日前場)

【第1部】日経平均株価は前営業日比21円91銭安の1万0666円20銭と6営業日ぶりに小反落した。
円安基調や前週末の欧米株高を好感した買いが先行し、日経平均は寄り付きで同55円58銭高の1万0743円69銭と取引時間中の昨年来高値を更新した。
しかし、上値では利益確定売り圧力が強まり、次第に値を消した。
一方、東証株価指数(TOPIX)は同0.12ポイント高の888.63としっかり。
出来高は18億8054万株。
▽短期的には一服場面
日経平均株価は取引開始直後に前週末に比べ50円強上昇し、ザラバベースの昨年来高値を更新した。
米国で緩やかな雇用情勢の改善が確認されるなど、景気の先行きに対する警戒感が後退。
円安基調にも変化がなく、自動車、電機といった輸出関連株を中心に買い注文が先行して始まった。
しかし、東証1部の騰落レシオが140%を超え、日経平均の25日移動平均線(4日現在で9765円15銭)からの上方乖離(かいり)率は10%に迫るなど、「株式相場は過熱感が充満している」(大手証券)状態。
買い注文が一巡した後は利益確定売り圧力が強まり、徐々に値を消す展開となった。
日経平均は、昨年11月中旬の衆院解散前後からほぼ一本調子で約2000円上昇。
市場関係者からは、「安倍政権への期待感は根強いが、短期的にはいつ一服場面を迎えてもおかしくない」(銀行系証券)との声が上がっていた。

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