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2013年2月20日水曜日

欧州市場サマリー(19日)

1414GMT 18日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3348 1.3351
ドル/円<JPY=> 93.480 93.95
ユーロ/円<EURJPY=> 124.77 125.42
<p />19日終値 前営業日終値
株 FT100 6379.07(+ 60.88) 6318.19
クセトラDAX 7752.45(+123.72) 7628.73
金 現物午後値決め 1607.75 1610.75
<p />先物
3カ月物ユーロ(3月限) 99.76 (+0.01) <FEIH3>
独連邦債2年物(3月限) 110.49 (+0.00) <FGBSH3><0#FGBS:>
独連邦債5年物(3月限) 126.46 (+0.04) <FGBMH3><0#FGBM:>
独連邦債10年物(3月限) 142.78 (+0.02) <FGBLH3><0#FGBL:>
独連邦債30年物(3月限) 131.10 (‐0.22) <FGBXH3><0#FGBX:>
<p />現物利回り
独連邦債2年物 0.152 (0.154) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>
独連邦債5年物 0.633 (0.637) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>
独連邦債10年物 1.624 (1.629) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>
独連邦債30年物 2.425 (2.421) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>
<為替> 円が上昇。
麻生太郎財務相が、金融緩和手段としての外債購入について「考えはない」と否定したことが材料視された。

18日には、安倍晋三首相がデフレ脱却に向けた金融緩和の手段に関し、外債を買うという考え方もあるとの見方を示しており、当局者による見解の食い違いは、日本の金融政策見通しを幾分混乱させる格好となった。

<株式> ロンドン株式市場は反発し、5年ぶり高値で終了した。
ドイツの経済指標を好感し、全ての主要セクターで買いが先行した。

ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した2月の独景気期待指数は前月から大幅に上昇し、2010年4月以来約3年ぶりの高水準となった。
現況指数は前月から低下したものの、BTIGの欧州株戦略責任者ニック・ザンダーズ氏は「市場は求めている材料に反応しがちで、現在は好材料に関心が注がれている」と指摘した。

独ZEW景気期待指数の発表を受けて午後の取引で上げ幅を拡大し、終値として2008年1月以来の高値をつけた。

スタンダード・チャータード(スタンチャート)<STAN.L>が2.4%上昇。
モルガン・スタンレーがリサーチノートで同行をHSBC<HSBA.L>より推奨したことが追い風となった。

ロールス・ロイス<RR.L>は3.9%高。
証券会社による目標株価引き上げが材料視された。

欧州株式市場は4営業日ぶりに反発した。
市場予想を上回る独ZEW景気期待指数を好感し、 自動車・ハイテク株などが買われた。

2月の独ZEW景気期待指数は2010年4月以来およそ3年ぶりの高水準となり、最も楽観的な市場予想も上回った。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は12.44ポイント(1.07%)高の1171.73。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は45.72ポイント(1.75%)高の2662.37。

コメルツ銀行の株式ストラテジスト、アンドレア・ヒュアーカンプ氏は「先行指標が改善し始めている流れは今後も継続する。
第2・四半期には、企業がより楽観的になるだろう。
そうなれば次の上昇局面が訪れる」と指摘した。

休場明けの米株市場が上昇していることも、欧州株を支援した。

欧州市場でとりわけ上昇が際立ったのが独クセトラDAX指数<.DAX>で、1.6%値上がりした。

仏食品大手ダノン<DANO.PA>は5.9%急伸。
同社の2012年売上高は、米国、旧ソビエト連邦諸国が好調で欧州市場の低迷を相殺し、市場予想を上回った。

ただ週末のイタリア総選挙などへの警戒感から、相場全体が積極的に上値を追う機運には乏しく、DJユーロSTOXX50種の売買高は30日移動平均の84%にとどまった。

<ユーロ圏債券> イタリア国債が小動きとなった。
週末に行われるイタリア総選挙を前に警戒感が広がる一方で、高利回り債への選好も根強く、市場参加者によると、イタリア国内の銀行やヘッジファンドのほか、年金基金や保険など実需筋による買いが下支えとなった。

あるトレーダーは「今回の選挙では強固な政権の誕生は困難との見方もあるが、半面、欧州中央銀行(ECB)の新国債買い入れプログラム(OMT)には誰もが満足しており、投資家も高い利回りを求めている」と述べた。

10年物のイタリア国債利回りは1ベーシスポイント(bp)低下の4.40%。
独連邦債との利回り格差は約280bpで、利回りは1月中旬以降、4.10─4.75%程度で推移している。

10年物のスペイン国債利回りは4bp低下の5.22%。

独連邦債も小動き。
独欧州経済センター(ZEW)が発表した2月の独景気期待指数はプラス48.2となり、前月の31.5から大幅に上昇、2010年4月以来の高水準となったが、イタリアの選挙が焦点となるなか、売り圧力は一時的となった。

独連邦債先物は7ティック高の142.83。
10年物の独連邦債利回りは0.6bp低下の1.622%。

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