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2013年2月13日水曜日

ドル続落、93円台前半=G7声明などで上値重い〔東京外為〕(13日午後3時)

13日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、円安をけん制したG7声明などで上値が重くなり、1ドル=93円台前半に続落している。
午後3時現在、93円07~15銭と前日(午後5時、94円22~23銭)比1円15銭のドル安・円高。
午前中は、米高官がG7声明について「円の過度な動きに対する懸念を示す」と述べ、大幅に下落した後を受けて93円台前半でもみ合ったが、午後に入ってからは調整的な売りが強まり、93円を割り込む展開となった。
午後3時前にやや買い戻しが入り、93円台を回復している。
市場では「ドル高・円安のトレンドには変化はない」(FX業者)との見方は多いものの、「声明を出さざるを得ないほど諸外国の円安への懸念は強い」(大手邦銀)と受け止められ、ドル円は徐々に調整売りに押された。
週末のG20を控え、「参加国の一部から改めて円安をけん制する発言が飛び出る恐れもあり、ドル円は買い持ちしにくい」(別の大手邦銀)との声も聞かれ、ドル円は引き続き上値が重いとの見方が多い。
ユーロは対円で続落、対ドルは横ばい圏。
ドル円の軟化を眺めてユーロ円も連れ安となった。
午後3時現在、1ユーロ=125円17~19銭(前日午後5時、126円07~07銭)、対ドルで1.3444~3448ドル(同1.3378~3380ドル)。

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